ついに実現!待望の続編『ナイスの森2 Funky Forest』
『ナイスの森 Funky Forest : The First Contact』の続編が、20年の時を経て製作されることが決定しました。この作品は、株式会社ムービー・アクト・プロジェクト(MAP Inc)が配給を担当し、著名な監督である石井克人さん、三木俊一郎さん、伊志嶺一(ANIKI)さんが集結したユニットによるもので、2022年の盛岡市を舞台にした撮影が発表されています。
映画の流れを振り返る
2006年に公開された『ナイスの森』は、独特なオムニバス形式で21のエピソードから成り、寺島進さんや浅野忠信さん、池脇千鶴さんなど豪華キャストが出演しました。この作品は、日常と非日常が交錯し、人間関係を描くユーモラスな内容で、多くのファンに愛されました。
7月26日にカナダ・モントリオールで行われた第29回ファンタジア国際映画祭で行われた特別上映は、700名収容の大スクリーンで満席を記録し、映画の20周年を祝う盛況なイベントとなりました。
さらに、併設された映画企画市「フロンティア・インターナショナル映画共同制作マーケット」では、続編プロジェクトが選ばれ、今後の展開に期待が寄せられています。
監督たちの意気込み
映画制作に関するコメントが監督たちからも届いています。石井克人監督は、日常と非日常の交錯を描くこの新作について、「現実とSF、そしてヤクザ映画の要素を融合させ、忘れられない体験を届けたい」と語っています。
三木俊一郎監督は、「約20年ぶりに無名のカルト映画の続編を作ることになり、全身全霊で新しい映画体験を提供することを目指す」と述べ、意気込みを見せています。また、ANIKI監督は、盛岡の民話や文化を盛り込み、ストーリーを通して東北地方の魅力を伝えたいと熱く訴えています。
プロデューサーのアダム・トレル氏は、「日本のユニークな文化を世界に広めたい」と強い思いを持ち、盛岡を舞台にした映画制作を今回の目標に掲げています。
盛岡の魅力
盛岡市は東北地方の中心地であり、豊かな自然と伝統文化が息づく場所です。続編では、この美しい風景を背景に、観客を不思議な冒険へと誘います。映画の中に登場する伝統的な祭りや民話の要素が、異世界体験と共に織り込まれることで、観る人に新しい感動を提供することでしょう。
『ナイスの森2 Funky Forest : The Second Contact』は、続編という枠を超え、全く新しい展開を迎えることでしょう。期待の高まるこの作品が、どのような物語を紡ぎ出すのか、楽しみにしているファンは多いはずです。今後の情報にもぜひ注目してください。
まとめ
新たに製作が決定した『ナイスの森2 Funky Forest』。楽しい笑いと感動を通じて、盛岡の文化や自然を映画を通して広めるこのプロジェクトには、日本の映画界のみならず、世界からも大きな注目が集まっています。ファンの期待を超える作品の誕生に、心から期待を寄せています。