コロナ禍を乗り越えたプロデューサーたち
コロナ禍において、多くの業界が厳しい影響を受ける中、古山知美氏と竹中香子氏は逆境をチャンスに変え、自らの道を切り開くことを決意しました。彼女たちの挑戦は、単なる映画制作にとどまらず、自らの雇用を自分たちで作り出すという力強いメッセージでもあります。
プロデューサーへ転身した背景
古山氏と竹中氏は、俳優として活動していた数年間において、業界の実情を目の当たりにしました。特に、コロナ禍により多くのプロジェクトが中止となり、彼女たちの活動にも大きな影響が及びました。しかし、この困難な状況を新たなスタート地点と捉え、彼女たちはプロデューサーとしての道を歩み始める決意を固めました。これは単に仕事の形を変えるだけでなく、自身のクリエイティビティを発揮する新たな挑戦でもありました。
海外マーケットへの挑戦
彼女たちが選んだのは、国際共同制作の世界でした。ベルリン国際映画祭の「Visitors Programme Berlinale Co-Production Market」に参加することで、彼女たちは語学や文化の障壁を乗り越え、世界で通用する企画を具現化するための強いメッセージ性を手に入れました。その過程では、語学力よりも「伝えたい核心」をしっかりと持つことが何よりも重要であることを学びました。
さらに、海外メンターからの厳しいフィードバックを受け、彼女たちは「折れない心」を持ってトライし続ける力を養います。この経験を通じて、自分たちのアイデアや作品を国際市場で通用させるためには、何が必要かを学んでいったのです。
日本の補助金制度を活用する
国内の補助金制度、特にJ-LOX+を利用することで、彼女たちは自らのプロジェクトをさらに進化させる道を見出しました。この制度は、単なる資金調達にとどまらず、国際共同制作の可能性を広げるための強力な武器となります。彼女たちは、この制度を通じて、芸術作品という枠を超え、資金を集めていく哲学を持ち続けています。
現在進行中のプロジェクト
彼女たちの現在のプロジェクトには、クリエイティブドキュメンタリー『煙突清掃人』が含まれています。この作品では、日本の日常をフィリピンという異文化を通じて照らし出す試みを行っています。10年後のビジョンを描きながら、彼女たちは国内外の視点を結びつけ、観る人々に新たな価値を提供し続けることを目指しています。
最後に、未来のクリエイターへ
古山氏と竹中氏の挑戦は、これから海外での活動を目指す全てのクリエイターにとっての道しるべです。彼女たちのインタビューを通じて、逆境を乗り越え、自らの道を見つける勇気と情熱を感じ取ってください。彼女たちの活躍を通じて、多くの人々が刺激を受け、次のステージへと進んでいけることを願っています。