滋賀県の公共施設にEV充電器50口を導入し持続可能な未来へ一歩前進

滋賀県が2050年のCO2ネットゼロを目指し、ミライズエネチェンジが県有公共施設にEV充電器を導入するプロジェクトが進行しています。この取り組みは、まず13の施設に計50口の普通充電器「EV充電エネチェンジ」が設置され、10月27日から利用開始予定です。

設置の背景

滋賀県では、2022年に策定された「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」に基づき、地域および産業の持続的発展に向けた施策が推進されています。公共施設にEV充電器を設置することで、電気自動車の利用を促進し、CO2排出を削減し、地球温暖化防止に寄与することを目指しています。このように、EV充電インフラの整備は環境への配慮だけでなく、有事の際には地域住民にとっての非常用電源としても重要な役割を果たします。

滋賀県は、自然や文化を守りながら、次世代に誇れる地域づくりを目指しています。ミライズエネチェンジは今後も同県との連携を強化し、EV充電インフラの整備とサービス品質向上を図り、持続可能なまちづくりに貢献していきます。

設置されるEV充電器「EV充電エネチェンジ」について

この充電器は最大6kWの出力を誇り、一般的な充電器（3kW）の倍の速度で充電可能です。全てのEVやPHVに対応したType1規格のコネクタを備えており、充電ケーブルの長さは約5メートル。さらに、認証には「EV充電エネチェンジ」アプリや充電カードなど複数の方法が用意されています。

施設名と開催場所

設置されるEV充電器は、長浜市や大津市、草津市など、滋賀県各地の主要な公共施設に設置されます。各施設には4口以上の充電ポートが用意され、地域住民や訪問者の利便性向上に貢献します。以下が主な設置施設です：

- 湖北合同庁舎（長浜市）
- 県立アイスアリーナ（大津市）
- 文化産業交流会館（米原市）
- 南部合同庁舎（草津市）
- 県立長浜ドーム（長浜市）
- びわ湖こどもの国（高島市）

未来への展望

ミライズエネチェンジが提供する「EV充電エネチェンジ」サービスは、商業施設や宿泊施設、集合住宅などに広がっており、今後もEV充電インフラの拡充を推進します。利用者がより便利に充電を行えるアプリを通じて、充電状況の確認や決済もスムーズに行えるため、電気自動車の普及を更に促進することでしょう。

このように、滋賀県でのEV充電器導入は、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。私たち一人ひとりが環境意識を高め、より良い未来を築いていくための取り組みとして、ミライズエネチェンジと滋賀県の今後の活動に注目が集まります。