手話芸術祭で文化交流
2025-04-30 12:45:03

東京国際ろう芸術祭2025の魅力とプログラム情報

手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025が魅力的なプログラムを発表!



2025年11月6日から9日まで、東京の杉並区で「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」が開催される。このイベントは、手話や視覚言語を基軸にした国内唯一の国際舞台芸術フェスティバルであり、手話やろう文化の魅力を広めることを目的としている。主催は一般社団法人日本ろう芸術協会で、総合ディレクターにはろう者である牧原依里が就任。不思議な魅力をもった手話文化を多角的に体験することができる。

今回発表された第一弾プログラムは、個性豊かな作品からなり、国内外のろう芸術が一堂に会する場となる。特に注目を集めるのは、カンパニーデラシネラの小野寺修二氏によるノンバーバル演劇や、アメリカ発の即興手話バトル「SIGN SLAM」だ。また、マーベル映画『エターナルズ』で手話監修を務めたダグラス・リドロフ氏が参加するパネルディスカッションも予定されている。

更に、日本手話、国際手話、日本語が交錯する体験型演劇「交差」や、特設グループ「手話のまち連」による「目でおどる」阿波踊りなど、多彩な内容が盛り込まれている。このようなプログラムは、ろう者と聴者が共に楽しむことができる、新たな可能性を模索したものとなっている。

開催の意義


行われる杉並区の手話言語条例の施行とともに、地域における手話への認知が進んでいることも、この芸術祭の意義を高めている。杉並区の岸本聡子区長は、「手話文化に触れて理解を深める機会」として、このイベントの重要性を強調している。

座・高円寺の芸術監督、シライケイタ氏も「劇場が社会の多様性を反映する場として機能することを目指し、誰もが参加できる環境を創っていきたい」と語っている。これにより、舞台芸術を通じた文化交流の重要性が再認識されていることがわかる。

プログラム概要


今回の芸術祭では、以下のプログラムが発表されている:
  • - オープニングセレモニー (6日):多彩なパフォーマンスが披露され、祭りの幕開けを盛大に祝う。
  • - 異言語イマーシブシアター「交差」 (6-9日):観客が物語に没入する新しい演劇体験。
  • - レクチャーパフォーマンス「マーク・オブ・ウーマン」 (6-7日):刺青文化と女性についての手話表現。
  • - 演劇「オン・ザ・エッジ」 (7日):メンタルヘルスと創作をテーマにした手話劇。
  • - 演劇「終着駅への軌跡」 (7-8日):ろう者の歴史を追体験する名作が新たに生まれ変わる。
  • - トーク「ミラ・ツッカーマン:劇場を築く」 (7日):国際的な舞台芸術の成り立ちについて。
  • - SIGN SLAM (7-8日):アメリカ発の手話バトルが熱い戦いを繰り広げる。
  • - クロージングセレモニー (9日):芸術祭を締めくくる特別なパフォーマンス。

チケット情報


チケット発売は5月17日から開始される予定だ。この機会に、手話文化を直接体験する絶好のチャンスをお見逃しなく!

詳しい情報や最新の発表については、公式ウェブサイト 手話のまち をご確認ください。参加することで、手話文化の醍醐味を味わい、かけがえのない出会いが待っています。ぜひご参加ください!


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