文化保存の重要性
2025-05-14 11:38:22

映画『疎開した40万冊の図書』上映会で文化保存の重要性を再考しよう!

映画『疎開した40万冊の図書』上映会を通じて文化の重要性を考える



2025年6月21日(土)、東京都新宿区にあるJICA地球ひろばで特定非営利活動法人エファジャパンが主催する、映画『疎開した40万冊の図書』の上映会が開催されます。このイベントでは、映画の上映に続いて、監督の金高謙二氏による講演も行われ、戦争と文化の関係について深い洞察を得ることができます。

エファジャパンの取り組み


エファジャパンは、長年にわたりカンボジアやラオスを中心に、内戦や貧困に苦しむ地域で図書館を作り、本を届ける活動を行っています。彼らは、教育と文化の発展のために「本を守る」ことが未来を開く鍵であると信じています。昨年度からは、能登半島地震の被災地においてもブックカフェの活動を始め、人々に読書の場を提供しています。

映画の内容


上映される映画『疎開した40万冊の図書』は、1944年から1945年にかけて日比谷図書館の蔵書40万冊が戦禍を逃れるために行った疎開の様子を描いた貴重なドキュメンタリーです。戦時下での本の保存のために苦労した人々の姿は、ただの文化遺産の保護に留まらず、戦争がもたらす文化への影響を問い直す内容です。この作品を通じて、私たちは「本を次世代に残すこと」の意義を再考することが求められています。

戦争と文化の関係


映画では、戦争がいかに文化や民族の尊厳を破壊するかを映し出しています。大移動をした文献は、もし戦争の犠牲になっていたなら、日本の文化は数多く失われていたことでしょう。戦争は単に肉体的なダメージを与えるだけでなく、私たちのアイデンティティや歴史そのものも奪います。このイベントでは、参加者がこの事実を知り、次世代に文化をつなげる重要性を考えるきっかけとなることを願っています。

イベント詳細


今回の上映会では、映画の視聴後、金高監督が当時の貴重な経験や背景について語る予定です。皆様にとっても、自身が知る文化の重要性やその保存の必要性について思いを巡らせる機会となります。このような歴史的な事実を知ることで、私たちが今何を大切にすべきか、どのような未来を築くべきかを考える一歩を踏み出せるでしょう。

また、参加費は1500円で、当日はエファジャパンの活動紹介も行われます。詳細や申し込みは、エファジャパンのウェブサイトをご確認ください。文化を大切にし、次世代に残すためにぜひご参加ください。

監督プロフィール


金高謙二氏は、東京都江戸川区出身で、1981年から映画制作に携わっている実力派の監督です。彼の作品は、文化と歴史に強いメッセージを持っており、映画を通じて社会の様々な問題を見つめ直す機会を提供しています。今回の講演もその一環として、参加者に貴重な知見をもたらすことでしょう。

この特別な上映会を通じて、私たちが文化を守ることの重要性を再認識できることを期待しています。


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