リーフラス株式会社が新規株式公開(IPO)の価格を発表
2025年10月8日、リーフラス株式会社は、米国預託証券(ADS)の新規株式公開の価格を、1ADSあたり4米ドルに設定したと発表しました。この公募株式は、1株の普通株式に相当し、Nasdaq Capital Marketに上場されることが承認されています。取引開始は2025年10月9日を予定しており、ティッカーシンボルは「LFS」となります。
リーフラスは、子ども向けのスポーツスクール事業や部活動支援事業を展開する企業であり、このIPOによって約500万米ドルの資金調達を目指しています。資金は、スポーツスクール事業およびソーシャル事業の市場シェアを拡大するための人材投資や、施設確保、パートタイム職の募集などに利用される予定です。この新規株式公開に際し、適正な市場環境下での引受証券会社による買取引受方式が採用されています。
リーフラスとは
リーフラスは、東京を拠点に活動するスポーツ&ソーシャルビジネス・カンパニーです。特に注目されるのは、その子ども向けスポーツ教育プログラムで、数多くのスポーツイベントの企画・運営を行っています。日本最大規模の子ども向けスポーツスクールとして、2024年末には、多くの会員を有する企業としての地位を確立しています。
リーフラスの教育アプローチは、子どもたちの心身を同時に育む非認知能力重視の指導体系に基づき、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導理念を展開しています。このように包括的なアプローチで、リーフラスは教育分野に新しい風を吹き込んでいます。地域社会への貢献度も高く、多様なニーズに応じたスポーツ指導者の派遣なども行っています。
今後の展望
リーフラスは、新規株式公開を通じて得られる資金を活用し、さらなる事業拡大を目指しています。特に、スポーツスクールの拡充やソーシャル事業の発展を通じて、地域社会における体育教育の質向上に寄与することを期待されています。これにより、身体的健康だけでなく、社会的包摂や地域の幸福を促進することも視野に入れています。
リーフラスは、将来に向けた戦略を着実に実行することで、国内外でのビジネスを拡大し、企業としての成長を続けることでしょう。
まとめ
リーフラス株式会社の新規株式公開は、子ども向けスポーツ教育に対する期待を高める重要な一歩です。このIPOがもたらす資金をもとに、リーフラスがどのように成長していくのか、今後の動向に注目です。