大牟田で音楽文化を受け継ぐ「第51回九州公演 日本フィルin Kyushu2026」
大牟田音楽文化の結晶『第51回九州公演 日本フィルin Kyushu2026』
2026年2月14日（土）に、大牟田文化会館の大ホールで「第51回九州公演 日本フィルin Kyushu2026」が開催されます。この公演は、地域の音楽文化を受け継ぎ、次世代へと繋げる大切なイベントです。
プログラムの魅力
公演のプログラムには、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」からの「花のワルツ」、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」、ベートーヴェンの「交響曲第6番≪田園≫」が含まれています。これらの名曲がどのように演奏されるのか、期待が高まります。
音楽文化の始まり
この公演の背後には、音楽文化を育んできた人々の歴史があります。大牟田市内の「コーヒーサロンはら」を切り盛りしていた上野由幾恵さんは、若い頃からクラシック音楽に親しみ、店内での演奏会を通じて地域の音楽を支える努力をしてきました。
上野さんの熱意から、大牟田文化会館のオープニングを日本フィルが飾ることになり、初の公演を大成功に導くことができました。このようにして「大牟田日本フィルの会」が設立され、毎年の九州公演が行われる運びとなりました。
若者たちの参加
上野さんは一度運営を辞めることを考えましたが、若い世代が活動に参加することで、「大牟田に根付いた音楽文化を絶やしたくない」という思いが新たなエネルギーとなりました。代表交代後も公演は途切れることなく続いています。市民ボランティア団体とともに、「市民とともに歩むオーケストラ」として地域の音楽文化を継続的に支えているのです。
公演の重要性
1975年に始まった日本フィルの九州公演は、昨年の第50回を迎えることができました。多くの方々の支援と協力に感謝するとともに、これからも地域の皆様に愛される演奏を続けていきます。世界水準の音楽を身近で楽しめる貴重な機会として、さまざまな年齢層の方々にこの公演をぜひ体験していただきたいと思います。
チケット情報
公演の入場料は、S席7,500円、A席7,000円、B席6,000円、車いす席3,500円、学生席は通常料金の半額でご提供します（未就学児は入場不可）。
チケットは、以下のプレイガイドから購入可能です：
また、大牟田市に在住する小・中学生向けに「大牟田みらい応援シート」が用意されており、先着順で200名まで無料で入場できます（受付はオンラインで）。
最後に
地域の音楽文化を大切にするためにぜひこの機会に足を運び、専門家による演奏を間近で体験してみてください。音楽が持つ力を感じ、新しい出会いや体験が待っています。この公演を通じて、大牟田の音楽文化がますます深まることを願っています。
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