海宝直人、30年の軌跡を織り成したミニアルバム『ever more』
舞台芸能界の煌びやかな舞台で、数々の名作に立ち向かってきた海宝直人が、30周年を迎えた記念すべき瞬間に、ミニアルバム『ever more』をリリースします。このアルバムは2025年9月3日に発売され、彼の音楽的成長と舞台人生を鮮やかに表現しています。
海宝直人は、日本の舞台界において、その特異な「声」と「表現」で多くのファンを魅了してきました。『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』などの名作で主役を演じ、圧倒的な存在感を示してきた彼が、今作で新たに収めたのがアンジェラ・アキが書き下ろした新曲「LIFE IS A STAGE」です。この楽曲は、海宝の舞台人生に深く根付く数々の思い出や出会いを、優しくも繊細に音楽として切り取った作品です。
アルバムには、ミュージカルの名曲が多数収録されています。「My Petersburg」(『アナスタシア』より)、「Why God, Why?」(『ミス・サイゴン』より)、「Empty Chairs At Empty Tables」(『レ・ミゼラブル』より)など、舞台での彼の歩みを感じる楽曲たちが並びます。また、彼と共演経験のある女優、濱田めぐみが参加したデュエット「二人は永遠に/As Long As You're Mine」(『ウィキッド』より)も聴きどころです。
音楽監督には、数々の名作で指揮を務めてきた森亮平が名を連ね、海宝直人の独特な表現力とダイナミックな歌声を引き立てています。森監督のアレンジにより、海宝のクリエイティビティが一層際立ち、まるで全ての音楽が彼の人生を語っているかのようです。
発売に際し、海宝直人は感慨深いメッセージを寄せています。「このアルバムには、舞台芸能生活30周年の『今だからこその声』を込めました。想いを丁寧に掬い上げ、美しい楽曲に仕上げてくださったアンジェラ・アキさんと、漠然とした記憶を共にした濱田めぐみさんに感謝しています」と振り返ります。彼の言葉の裏には、数え切れない挑戦や出会い、そして舞台に立ち続けた情熱が込められています。
さらに、アンジェラ・アキからも心温まるコメントが寄せられています。「海宝さんの人生を丁寧にたどるような歌詞を紡ぎ、彼の経験や感情を正直に表現しました。この楽曲が、海宝さんの30周年を彩り、聴く人に感情を呼び起こす一曲であることを願っています」との想いが込められています。
『ever more』のリリースは、海宝ファンにとって特別な一日となること間違いなしです。また、彼のYouTubeチャンネルでは新曲「LIFE IS A STAGE」の音源が視聴可能で、ぜひチェックしてみましょう。
近年、海宝直人は舞台と音楽の両方で多彩な活動を展開中で、国際的な舞台でも実績を残しています。今後のさらなる活躍が楽しみです。アルバム『ever more』は、彼の歴史と未来が詰まった、必聴の一枚です。ファンのみならず、多くの方々が彼の表現世界に触れるきっかけとなるでしょう。