新しい登山の扉
2025-06-23 15:44:27

江本悠滋氏とのアスリート契約で開く新たな登山の扉

江本悠滋氏とのアスリート契約で開く新たな登山の扉



ヴィブラムジャパンが国際山岳ガイドの江本悠滋氏とのアスリート契約を2025年6月21日より締結することが発表されました。この契約は、全国および国際的に高い評価を得ている江本氏の冒険心と、ヴィブラムが持つ卓越した技術の融合で、新たな登山の未来を切り拓くものと期待されています。

チームヴィブラムの理念



ヴィブラムは2011年からトレイルランニングやマウンテニアリング、クライミングといったアウトドア分野において、多くのアスリートをサポートし、グローバルアスリートコミュニティ「TEAM VIBRAM」を形成しています。このコミュニティは著名なアスリートだけでなく、アマチュアまで幅広く参加しており、現場のリアルな声を製品開発に反映させる場として機能しています。ジャンルを超えたアスリートたちの交流や意見交換により、学びと成長を促進することが「TEAM VIBRAM」の大きな価値です。

江本悠滋氏の挑戦



今回新たに契約を結んだ江本悠滋氏は、国際山岳ガイド連盟(IFMGA)認定のプロフェッショナルであり、日本を拠点にヒマラヤやアルプスなど世界各地で登山を展開しています。特に注目すべきは、彼が現在挑んでいる世界第2位の高峰「K2」(標高8,611m)への無酸素・自力登頂とパラグライダーによる滑空下山のプロジェクトです。この試みにおいて彼は、酸素ボンベやサポートに頼らず自らの力で山に挑むスタイルを貫いています。このスタイルは、ヴィブラムが大切にする「フェアで、人力による、環境に配慮した登山」の価値観と深く結びついており、江本氏の挑戦が他のアスリートにも刺激的な影響を与えることは間違いありません。

江本氏が使用するシューズ



江本氏がK2登頂の際に使用するシューズは、ヴィブラム製の高性能ソールを搭載した『Millet EVEREST SUMMIT GORE-TEX』です。このシューズには、軽量でクッション性に優れた「8303 Betulla」というMorflexコンパウンドのソールが採用されており、高所での長時間行動に最適な快適性を提供します。また、つま先部分には、岩場やクライミングセクションでの高い性能を発揮する「XS GRIP」のクライミングゾーンも装備されています。これにより、技術的なルートで求められる機動力や精度、安全性を高める設計となっています。

江本氏のコメント



江本氏は、「Vibramとの出会いは、私が使っている靴のソールがVibram製であることがきっかけでした。登山やバックカントリースキー、パラグライダーといった複雑な動きの中で、自分の限界を試すには、ギアに妥協はできません。特にソールは、地面との唯一の接点であり、私の命を預ける重要な要素です」と語ります。様々な環境での確かなグリップと安定性を提供するVibramのソールは、彼にとって不可欠な存在です。「この未知の挑戦に、Vibramの技術が加わることで新たな可能性が開く気がしています」と語る彼の期待感が感じられます。

江本悠滋氏のプロフィール



江本悠滋氏は、1976年12月24日生まれのアドベンチャーアスリートで、愛知県名古屋市出身です。彼は幼少期から競技スキーに打ち込み、高校時代に単身フランス留学。アルペンスキーレーサーとして活動した後、フランス国立スキー登山学校(ENSA)に進学し、日本人唯一のフランス国家山岳ガイド資格を2002年に取得。現在、彼は日本アルプスやヨーロッパアルプス、ヒマラヤなどでの登山やバックカントリーガイドを行い、さらにパラグライダーを使ったアドベンチャーにも挑戦しています。

まとめ



ヴィブラムジャパンが江本悠滋氏との契約を結ぶことで、新たな登山の未来が切り拓かれると共に、彼の挑戦を通じて彼自身だけでなく、TEAM VIBRAMに属する他のアスリートにも多くの学びをもたらすでしょう。過酷な環境下でも力を発揮するヴィブラムのソール技術が、江本氏の冒険を足元から支えることを期待しています。これからも彼は「限界を超える一歩」を踏み出し、さらなる挑戦を続けることでしょう。


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