「TARRYTOWN」東京公演
2025-03-19 11:11:46

オフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」が東京でついに幕を開ける

見逃せない!オフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」東京公演が開幕



東京の劇場で、待望のオフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」が幕を開けました。この作品は、アダム・ワクターが手がけた脚本及び音楽、歌詞に基づいています。原作は、ジョニー・デップ出演の映画やディズニーアニメーション「イカボードとトード氏」にも登場した、伝説的な物語「スリーピー・ホロウ」。

2017年にアメリカ・カリフォルニアで初演された後、ついに日本初演を果たしたこのミュージカルは、観客から高い評価を受けています。2023年の秋に始まり、2025年には山梨公演も予定されており、東京では浅草九劇にて3月30日まで上演されます。翻訳・演出には中原和樹が携わり、幅広い観客の心をつかむこと間違いなし。

主なキャストには、樋口祥久、高島健一郎、村上貴亮らが名を連ね、各キャラクターに命を吹き込みます。特に、樋口が演じるイカボッドは、大量の曲を歌う役どころで、その挑戦はまさに一大イベント。彼は「リハーサルを重ねているうちにイカボッドというキャラクターに少しずつ近づいている」と語り、その緊張感と期待感が作品への熱い思いを伝えています。

一方、高島は「自分の居場所を探す登場人物たちに強く共感する瞬間がある」と語り、村上は「綱渡りのような作品で、その危うさを楽しんで欲しい」とコメント。このように、全キャストがそれぞれ違ったアプローチで役に取り組んでいる様子が垣間見え、観客にも新しい視点を提供します。

舞台の背景と物語の魅力



「TARRYTOWN」の物語は、霧に包まれた森の中に潜む首無し騎士の伝説を背景に展開します。舞台はニューヨークから離れた小さな村、タリータウン。高校音楽教師としてこの地に引っ越してきたイカボッドは、校長秘書のカトリーナと彼女の夫である歴史学教授ブロムとの間で複雑な人間関係に巻き込まれていきます。

この三角関係は、彼らの感情が連動し合いながら楽しくも緊迫した雰囲気を醸し出し、次第に物語は霧深い森の影響を受け、クライマックスへと進展します。「スリーピー・ホロウ」の伝説がいかにして彼らの未来に影を落とすのか、その行く先が観客の興味を引きつけるのです。

また、音楽の要素も魅力的なポイントです。中西司や横内日菜子によるピアノとヴィオラの演奏が、作品に奥行きを持たせ、感情の変化に寄り添います。快活なメロディーと共に、物語の深みが引き立てられることでしょう。

公演情報と感想



「TARRYTOWN」は、東京の浅草九劇にて全席指定のチケットが販売中です。S席からC席まで、さまざまなプランが用意されており、観る価値は十分にあります。また、アフタートークイベントも設けられており、観客は作品についてさらに深く理解する機会も得られます。

観覧者の感想も非常に好評で、「楽しかった」「感情が動かされた」といった声が寄せられています。観劇を通じて新たな発見を楽しみながら、観客同士で感情や気づきを語り合うことも、ひとつの楽しみとなるでしょう。

この機会に、ミュージカル「TARRYTOWN」をぜひ劇場で体験してみてください。アダム・ワクターの美しい音楽と、キャストたちの躍動するパフォーマンスが、あなたを新しい世界へと連れ出します。


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