テキサスのバンドKHRUANGBIN、特別なシグネイチャーモデルを発表

テキサス州ヒューストンから生まれたトリオバンド、Khruangbin（クルアンビン）が新たな挑戦を発表しました。バンドのギタリスト、マーク・スピアとベーシストのローラ・リーによるシグネイチャーモデルが、2025年6月11日（水）に発売されることが決定。これは、彼らのデビューアルバム『The Universe Smiles Upon You』のリリースから10周年を迎えるにあたり、フェンダーとの特別なコラボレーションから生まれたものです。

Khruangbinは、サイケデリックなメロディーにファンク、ロック、ソウルを見事に融合させた独自の音楽スタイルで知られています。バンドは、マーク・スピア（ギター）、ローラ・リー（ベース）、そしてドラマーのドナルド・“DJ”・ジョンソン・ジュニアから成り立っており、結成当初からフェンダーの楽器を使用することでその音色を構築してきました。今回のシグネイチャーモデルは、彼らの10年間の進化と音楽的アイデンティティを体現するものです。

シグネイチャーモデルの魅力

Limited Edition Mark Speer Stratocaster®

この特別なストラトキャスターは、カスタムコンターのアッシュボディにAged Naturalフィニッシュを施した美しい楽器です。さらに、オールホワイトのハードウェアが特徴的で、音質だけでなく視覚的にも楽しませてくれます。ネックにはDiMarzio® Pro Track™ピックアップを搭載し、70年代風のヴィンテージトーンを再現。21本のジャンボフレットを備えた7.25インチラジアスの指板はプレイアビリティを高め、ヴィンテージスタイルのトレモロがクラシックなストラトの響きを作り出します。

マーク・スピアはこのギターについて「音楽のアイデアを形にするための最もシンプルな手段。まるで手になじんだ絵筆のような存在だ」と語っています。彼の独自のギタープレイは、サイケデリックやソウルの要素を含んだ多様なスタイルを取り入れ、リバーブの効いたリフを生み出します。

Limited Edition Laura Lee Jazz Bass®

対して、ローラ・リーのシグネイチャーベースはVintage White仕上げにクロムパーツをあしらった、非常に目を引くデザインです。彼女のベースラインはKhruangbinの音楽の要素で、クラシックなベースラインにファンクやソウルの要素を組み込むことで、さらなる深みを与えています。DiMarzio® Ultra Jazz™ピックアップによって、深みのあるローエンドと豊かなハイエンドを実現。

「このベースはヴィンテージ感を持ちながら、現代の機能が融合している」と述べているローラ。彼女のベースは、音楽のスタイルを時代を超えたものへと昇華させる魅力を持っています。

新たな音楽の旅へ

Khruangbinは、音楽の多様性や文化の融合を体現するバンドとして、現代音楽界に大きな影響を与えてきました。イノベーティブなサウンドを絶え間なく進化させる彼らのシグネイチャーモデルは、今後ますます多くのミュージシャンやファンにインスピレーションを提供することでしょう。

この新たなシグネチャーモデルは、各界のプレイヤーにとっても驚くべき革新であり、自分自身の音楽の旅を切り開く助けとなることでしょう。

発売は2025年6月11日（水）、価格はMark Speer Stratocaster®が220,000円（税込）、Laura Lee Jazz Bass®が253,000円（税込）となっています。詳細はフェンダーの公式ウェブサイトをご覧ください。