映画『The Break』オリジナルサウンドトラックのデジタル配信開始

映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』オリジナル・サウンドトラックのデジタル配信

プロ車いすテニスプレイヤー・上地結衣選手を取り扱ったドキュメンタリー映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』のオリジナル・サウンドトラックが、ついにデジタルリリースされることが決まりました。制作を担当したのは、作曲家の小川明夏氏。彼女の作品は、映画の中での上地選手の情熱や感情を豊かに表現しています。

オリジナル・サウンドトラックの特徴

本作のサウンドトラックには、全15曲が収録されています。その中には、映画のメインテーマ「Inner Flame」やエンドテーマ「The Light」など、作品に深く関わる楽曲が含まれています。特筆すべきは、これらの楽曲が上地選手の心情や成長を反映したものである点です。小川氏は、彼女の競技者としてだけでなく、一人の人間としての深さを音楽で表現することに重点を置いて制作に臨みました。

デジタル配信スケジュール

- 第1弾: メインテーマ「Inner Flame」の配信が、6月4日（水）にスタート。
- 第2弾: エンドクレジット「The Light」は、6月18日（水）より先行配信されます。
- フルアルバムは、7月2日（水）より各主要音楽サービスにて配信される予定です。

リリース情報

- 第1弾・第2弾先行配信: 通常音源単曲255円（税込）、ハイレゾ音源単曲523円（税込）
- フルアルバム: 通常音源2,037円（税込）、ハイレゾ音源3,300円（税込）

上地結衣選手の魅力

上地選手は、自身の競技への熱い思いだけでなく、周囲の人々に対する感謝の意を表しながら、挑戦を続けています。彼女の生い立ちやこれまでの経歴は、スポーツの垣根を越えて多くの人々に影響を与えています。11歳で車いすテニスを始め、数々の戦歴を経て、世界ランキングでも上位に君臨する彼女の姿勢は、多くの人々の心を打つものです。

映画『The Break』は、彼女の挑戦を真摯に追い、観る人に感動を与える作品に仕上がっています。そして、その情熱を表現する音楽が加わることで、映画の魅力はさらに増すことでしょう。

小川明夏の思い

『The Break』の音楽制作に関して、小川氏は「アスリートの『負けず嫌い』という言葉には、感情の強さが求められますが、上地選手は理知的に課題を一つずつ乗り越えていく姿勢を持っています。彼女の表情や人柄を音楽に落とし込みたかった。」と語っています。このように、サウンドトラックには観客との感情的な繋がりを深めるための工夫がされているのです。

映画とサウンドトラックの相乗効果

『The Break』は単なるスポーツドキュメンタリーではありません。上地選手の努力や感動が、音楽という形でリアルに表現され、それが映画のストーリーをさらに引き立てること間違いなしです。このサウンドトラックを通じて、上地選手の魅力を再確認してはいかがでしょうか。

このように、映画とサウンドトラックは密接に関連し合っています。映画『The Break』のリリースに合わせて、サウンドトラックもぜひお楽しみください。