自動運転の未来を拓く「Tura™」の登場
2023年10月、Teledyne FLIR社が新たに発表した車載用LWIRサーマルカメラ「Tura™」。これは、世界初のASIL-B(Automotive Safety Integrity Level B)対応モデルとして、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の分野に革新をもたらします。コーンズテクノロジー株式会社が国内代理店を務め、特にナイトビジョンや低照度環境における検知性能が高く評価されています。
専用設計で求められる厳しい認識要件を満たす
Turaは、厳しい自動運転車両に要求される性能基準を満たすよう特に設計されています。高性能な解像度640 × 512ピクセルの熱画像センサーを搭載し、業界最高水準の感度を持っているため、歩行者や動物といった「交通弱者」の検知、分類が容易に行えます。また、完全な暗闇や霧、煙などの比較的厳しい視界の条件下でも、その性能を最大限に発揮します。
安全システムの強化
「Tura」は、命を守るための「歩行者対応自動緊急ブレーキ(PAEB)」機能を強化しており、より安全でスムーズな走行をサポートします。特に、自動運転車両の高速域での夜間走行においても、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が求める基準を満たすことができます。これにより、従来のAEBシステムが苦手なシナリオでも、信頼性の高い検知が可能になります。
完全自動運転車への展開
Teledyne FLIR社の技術は、単に前方を監視するだけでなく、複数の赤外線カメラモジュールを連携させることで、360度の周囲状況認識も実現しています。この機能により、視界不良時でも熱を発する物体を確実に検知できるようになり、さまざまな気象条件での自律走行を可能にします。
Paul Clayton氏のコメント
Teledyne FLIR社のOEM部門担当であるPaul Clayton氏は、「自律走行技術において安全性と信頼性は絶対的な柱です。『Tura』は、センサレベルから機能安全(FuSa)に対応している点で、業界の新たなベンチマークを確立しました。これまでに100万個以上の赤外線カメラモジュールを製造してきた経験を生かし、今後も競争力のあるソリューションを提供していきます」と語っています。
セミナーの開催
Turaの詳細をさらに深く知る機会として、2026年3月12日にはオンラインセミナーが開催されます。このセミナーでは「低照度環境における検知の鍵」と題し、FMVSS127の新基準やTuraの技術特性、AIを用いた物体認識の最新事例についても触れます。参加費は無料で、さまざまな自律走行システムにおける検知性能を考える上での貴重な情報を得る絶好のチャンスです。
Teledyne FLIR社について
Teledyne FLIR社は、先進の赤外線技術を駆使して、サーマルカメラやガス検知カメラなど多岐にわたる製品を提供する企業です。コーンズテクノロジー株式会社は、同社の代理店として、国内市場における販売・技術サポートを行っています。自動運転に関連する最先端技術をいち早く製品化し、信頼性の高いソリューションを提供することを目指しています。
お問い合わせ
Turaに関する詳細情報やお見積もりについては、コーンズテクノロジーの公式サイトをご覧ください。自律走行の未来を一緒に創造していくためのパートナーシップを築いていきましょう。