島原駅伝制覇
2025-12-22 15:36:19

第一工科大学、島原学生駅伝で21度目の栄冠を奪取

第一工科大学が島原学生駅伝で21回目のタイトルを獲得



2025年12月6日、長崎県島原市で開催された「島原学生駅伝」において、第一工科大学が見事に優勝し、通算21回目の栄冠を手にしました。この勝利は3年ぶりのもので、大学の陸上女子部の持つ伝統と精神を再確認する出来事となりました。

島原学生駅伝は、九州地区の大学が集結して行われる大学駅伝で、毎年12月初旬に開催されます。コースは全7区間、合計57.75キロメートル。美しい自然と厳しい起伏を誇るこのコースは「九州の箱根駅伝」とも呼ばれ、その質の高さは群を抜いています。本大会は九州の大学駅伝ナンバーワンを決定する重要なイベントとして、多くの学生や関係者の注目を集めています。

今回の優勝によって、第一工科大学は全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)の出場権も獲得しました。これは単なる勝利以上の意味を持ちます。選手たち、教職員、関係者にとって、この「九州王者」の称号は大きな励みになります。

チームの努力と組織の力


3年ぶりの優勝は、第一工科大学陸上競技部の継続した努力の賜物です。選手たちの技術向上やチームワークの強化に加え、関係者の支援があったからこそ、この栄光を手に入れることができました。特に、今回の優勝を支えたのは学生たちの意志の強さと団結力です。

主将の中村凌也選手は、「優勝が決まった瞬間は涙が出るほど嬉しかった」と喜びを語り、4年間の競技生活の中で得た成長を振り返りました。大会中、自分が先頭で展開を作ることができたことに自信を持ち、仲間たちとの絆も感じられたと述べています。今後の後輩達に向けても、全国大会の緊張感や楽しさを体感して欲しいと願いました。

他にも優勝に貢献した出水愛翔選手は、「優勝できたことが何よりの成果であり、これまでの努力が報われた瞬間だった」と感謝の気持ちを述べました。大学生活の中で取り組んできた課題を克服できたことも、自身の成長につながったと信じています。

感謝の気持ち


岩本泉監督もこの勝利に感無量で、「選手たちが最後まで諦めずに襷を繋いだことが、逆転優勝に繋がった」と述べ、選手一人ひとりの努力に感謝しました。来年度の出雲駅伝への挑戦を見据え、さらなる高みを目指す覚悟を決めています。学長の都築明寿香氏も、選手たちに対し期待を寄せており、地域との連携を強化しながら、学業と競技を両立させる学生アスリートの育成に尽力する意向を示しています。

第一工科大学は、スポーツだけでなく学業でも輝ける人材を育成する方針を徹底しており、今回の成功を基にさらなる支援体制の強化に努めると発表しました。この優勝が地域社会の活性化にも寄与することを期待し、未来に向けた挑戦を続ける所存です。これからも多くの学生たちが、地域や大学の名を引き下げるイベントで活躍できることを期待しています。


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