巨匠・汐澤安彦の名演を収めたCD『だったん人の踊り』が登場

汀澤安彦の平穏な歩みと『だったん人の踊り』

音楽界の巨匠として知られる汀澤安彦の最後の名演が、ついに音楽ファンの元に届けられることになりました。2025年1月に永眠した彼の指揮によるCD『だったん人の踊り』が、Osaka Shion Wind Orchestraとの共演で誕生します。このCDは、彼が存命中に手がけた最後の作品の一つであり、汀澤の音楽的情熱が込められた貴重な音源となります。

CDの内容と演奏

本CDには、2022年1月22日に行われた第140回定期演奏会でのライブ演奏が収録されています。テーマは「汐澤コレクション」として、彼が長年にわたり大切にしてきたクラシックの名曲がセレクトされました。具体的には、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」やワーグナーの「エルザの大聖堂への行列」、さらにはバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」などが含まれています。

また、特に注目なのは、「だったん人の娘の踊り」や「だったん人の踊り」が収められている点です。これは作曲家アレクサンドル・ボロディンの作品で、汀澤が自ら編曲を手がけているため、彼ならではの独自の解釈が楽しめます。

Osaka Shion Wind Orchestraの歴史

Osaka Shion Wind Orchestra（大阪市音楽団）は、1923年の設立以来、日本で最も長い歴史を誇る交響吹奏楽団として広く親しまれています。2015年からは「Osaka Shion Wind Orchestra」と改名され、クラシックからポピュラー音楽までジャンルを超えた多彩な演奏活動を展開しています。

この団体は、音楽文化の向上を目指して多くの活動を行っており、これまでに数度にわたり文化賞を受賞しています。そのクオリティの高さは全国的に評価され、ファンからの支持を集めています。

購入方法と販売情報

このCDは、2025年6月26日(木)の12:00より、Osaka Shionの公式オンラインショップ（BASE）でアクセス可能となります。また、同時期に開催予定の「第161回定期演奏会」でも、会場物販ブースにて購入できる機会があるため、ぜひ直接足を運んでお買い求めください。価格は一般向けに3,300円（税込）、プレミアム応援団メンバーには3,000円の優待価格が適用されます。

このCDには、未来の音楽シーンを代表する作品が収まっており、オーケストラのファンや音楽愛好者にとって必携の一枚です。汀澤安彦の芸術が詰まったこのCDを通して、彼の音楽の深みを味わってみてはいかがでしょうか。音楽を愛する全ての人々にとって、特別な体験を提供してくれることでしょう。