サボテンの微笑み
2026-03-31 18:25:16

新たなロマンティックコメディー『サボテンの微笑み』がシアタートラムで開幕!

新たなロマンティックコメディー『サボテンの微笑み』がシアタートラムで開幕!



劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチと女優・緒川たまきが結成した演劇ユニット「ケムリ研究室」の最新作『サボテンの微笑み』が、3月29日よりシアタートラムにて東京公演をスタートしました。この新作は、岸田國士の短編戯曲「温室の前」にインスパイアを受けたもので、2人の兄妹が織りなす恋愛騒動を中心に展開する会話劇です。

物語は昭和3年、東京郊外の豪華な洋館に住む学と空子の兄妹を描いています。ただ二人きりの生活をしている彼らは、親からの遺産で何不自由なく暮らす一方で、孤独感を深めていきます。しかし、旧知の夫婦や学の友人である作家・鳥羽が訪れたことで、運命が変わり始めます。彼らの関係はまるで夫婦のようで、心の交流は深く、しばしば不器用で愛おしい様子が描かれています。

冒頭の年越しのやりとりでは、兄妹の親密さが浮き彫りになり、来訪者たちが外界の影響をもたらす様子は、彼らの生活に色を添えるものとなっています。それでも、兄妹のふるまいはどこか素朴で、互いに思いやりを持ちながらも、時には奇妙さや融通が利かない様子が愛らしさを引き立てています。

この作品は、時代背景や人間関係の設定が古風であるにもかかわらず、登場人物たちの表情や感情は非常に瑞々しく、観客に深く響くものとなっています。そのため、演劇ならではの楽しさと、いきいきとした人間ドラマを堪能することができるのです。

公演の初日を迎え、ケムリ研究室ならではのチームワークも際立っています。ケラリーノ・サンドロヴィッチは、「プライベートな時間を大切に作りました。お客様の反応を受け取れた初日となり、感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントしています。出演者の瀬戸康史は「少しずつ幸せに進める不器用な人たちの姿がとても可愛らしい。」と、作品への思いを語ります。

また、瀬戸さおりや清水伸、赤堀雅秋などのキャストもそれぞれの感想を述べ、初日を迎えた喜びや今後の成長への期待を表現しました。特に、鈴木慶一は演劇の魅力を、新発見の連続と感じているようで、その繊細な配慮が他ジャンルの音楽とは一線を画すものだったと語っています。

この公演は4月19日までシアタートラムで上演され、その後は兵庫、豊橋、北九州、新潟と巡ります。東京公演では、チケットぴあにて開演3時間前まで購入可能な当日引換券が販売されており、当日券も残席があれば開演1時間前から劇場内で販売される予定です。

新作『サボテンの微笑み』は、兄妹の心温まる物語を描きつつ、細やかな人間関係の変化を描写しています。そのため、演劇ファンにはぜひとも観てほしい一作です。最新の公演情報やチケットの詳細は、こちらからご覧いただけます。


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