ル・マン24時間の熱き軌跡を網羅した新刊の登場
自動車ファンにとって、ル・マン24時間レースは避けて通れないイベントです。この権威ある耐久レースは、1923年に始まり、スピード、戦略、技術革新の舞台として、数多くの名車たちが歴史を刻んできました。そんなル・マンの歴史を深く知ることができる一冊が、2025年6月17日に発売されます。その名も『ル・マン プロト/GTカー大全集』です。
この書籍は、1964年にフォードがフェラーリを打倒するために投入した「フォード GT」を起点に、2024年までの61年間にわたり出走した延べ3200台の中から約1540台を厳選し、その魅力を余すところなく紹介しています。特に注目すべきは、予選で通過できなかったが、決勝レースでの活躍を夢見て参加した車両にもスポットを当てている点です。
全356ページにも及ぶこの書籍は、オールカラーで構成されており、参戦年ごとに車両の特徴や進化を視覚的に楽しむことができます。また、車両規則の変更や技術革新など、ル・マン24時間の歴史の流れを理解するのに役立ちます。さまざまな車両のデザインや技術に関する解説がなされており、レースの背後にある科学や工学に興味のある読者にとっても、魅力的な内容となっています。
毎年刻まれていくル・マンの歴史
ル・マン24時間レースは、歴史的な勝利の数々で知られています。1964年にデビューしたフォード GT40は、長い間フェラーリの王国を揺るがすことはありませんでしたが、1966年、ついに念願の1-2-3フィニッシュを達成します。この劇的な勝利は、競技の世界における浮き沈みと闘志を象徴する瞬間の一つとなっています。
1970年以降も、ポルシェ、マトラ、ジャガーなど、様々な車が登場します。特に1971年には、ポルシェ 917 Kが最長走行距離記録を更新し、1972年にはフランス車のマトラが22年ぶりに総合優勝を飾ります。これらの勝利は、ただの結果とは言えず、まさに自動車技術の進化とその背景にある人々の情熱を物語るものです。
特典付きの予約販売も!
現在、三栄ではこの新刊の予約販売を受け付けており、特典としてル・マンの名車5台を描いたポストカードが付いてきます。特典付きの予約購入は、6月16日までとなっており、この機会を逃す手はありません。自宅でル・マンの歴史を堪能しながら、名車たちとの思い出を共有するチャンスです。三栄公式通販サイトから是非購入してみてください。
株式会社三栄について
三栄は、自動車やレース関連の専門雑誌を70年以上刊行してきた企業です。蓄積された豊富な情報と経験を基に、自動車業界のみならず、様々なジャンルに広がりを持たせています。代表取締役社長の鈴木賢志氏が率いる今日の三栄は、これからも自動車文化の発展に寄与し続けることでしょう。公式ウェブサイトでは、最新情報や新刊の案内を随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください。
この一冊で、ル・マン24時間の魅力を存分に楽しんでください。