Gil Kuno 30周年記念展「::: Unsound Frequencies :::」が新宿で開催

Gil Kuno 30周年記念展「::: Unsound Frequencies :::」

2025年5月31日から6月21日にかけて、東京・新宿の√K Contemporaryで開催されるGil Kunoの活動30周年記念展「::: Unsound Frequencies :::」は、彼のこれまでの軌跡と新作を一堂に紹介する特別なイベントです。イベントでは、彼の代表作であるフリップドットを用いた《Noise Maker》、デヴィッド・ボウイを讃える映像作品《15min of fame》、解体されたギターを用いた《Six Strings Sonics》など、音とビジュアルアートが融合した作品群が展示されます。

この展覧会は単なる回顧展にとどまらず、来場者がアクティブに参加できるインタラクティブな体験も用意されています。無線機を使って自分のお好みのサウンドトラックを聴きながら展示作品を楽しむことができるため、視覚と聴覚が交差する新しい鑑賞体験が生まれます。また、豪華なゲストを招いたライブイベントや、気鋭のキュレーターである丹原健翔氏とのトークイベントも開催され、アートを愛するすべての人が参加できる機会を提供します。

インタラクティブな鑑賞体験

本展では、来場者が無線機を着用します。好きなサウンドトラックを選び、アートを鑑賞するというユニークな方式で、音楽とアートがどう結びつくかを体感できます。5月31日（土）のオープニングには、知名度の高いアーティスト、山川冬樹氏と足立智美氏、そしてGil Kuno自身による特別なライブパフォーマンスも予定されています。

オープニングの詳細は、以下の通りです：

- 日時: 2025年5月31日（土）19時スタート
- 出演者: 山川冬樹、足立智美、Gil Kuno
- 入場料: 3,000円（ワンドリンク付き、当日現金のみ）
- 申し込み: 先着順、事前に予約が必要です。

展示作品の紹介

Gil Kunoは、1985年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれ、UCLAでメディアアートを専攻しました。その後、ニューヨークや東京を拠点に活動し、常に新しい創作手法を探求し続けています。作品には、規則と不規則をテーマにしたものが多く、サウンドアートから映像、インスタレーションまで多岐にわたります。

彼の作品は、他のアーティストや音楽家との多くのコラボレーションを経て、世界中の美術館やアートフェスティバルで展示されています。具体的には、Fuji Rock Festivalや各国の国家施設での展示など、多様な文化的背景を持つ作品が次々と誕生しています。

本展では、これまでの活動や作品の数々を振り返りながら、強いメッセージを持つ新たな表現を体感できる貴重な機会です。お楽しみください。