ゴルフ場のキャンセル料回収を自動化する「Payn」が導入開始

ゴルフ業界に新風！「Payn」でキャンセル業務を自動化

ゴルフ場や宿泊施設、飲食店など、キャンセルに関する問題は多くの事業者を悩ませています。最近、全国のゴルフ場に導入されたのが、Payn社が提供するキャンセル料請求・回収業務を自動化するシステム「Payn」です。これにより業界内でのキャンセル問題が大きく改善することが期待されています。

Paynの背景

Payn株式会社は、2022年に設立され、キャンセルポリシーを持つ事業者向けに効率的な請求業務をサポートするツールを開発しました。オンライン予約が普及する現代において、無断キャンセルや請求業務の負担、未払い問題など、キャンセルにまつわるさまざまな問題が浮上しています。これらの問題を解決するために、Paynは開発されたのです。

「Payn」の導入実績

2024年10月1日より、パシフィックゴルフマネージメント株式会社が運営する全国のゴルフ場で一斉に導入が開始されました。このシステムは、特に操作がシンプルであるため、どんなスタッフでも簡単に使用できるのが特徴です。導入から4ヶ月が経過すると、請求件数は1万件に迫っています。これまで手動で行っていた請求作業を大幅に簡素化し、業務の効率化を実現しました。

業界全体への好影響

コロナ禍以降、ゴルフは安心安全なレジャーとして根強い人気を誇っています。予約の増加が見込まれる一方で、仮予約の増加や直前キャンセルという課題も顕在化しています。これに対抗するため、Paynはキャンセル料の請求・回収を自動化し、ビジターのキャンセルを抑制することが目的です。特に、ネット予約の競争が激化する中、適切なキャンセルポリシーの運用はますます重要になっています。

実際の効果

Paynを導入した結果、週末のビジター来場者数が前年同期比で明らかに増加したことが報告されています。悪天候の際にも、キャンセル料が発生するため、訪問を躊躇するお客様がキャンセルを控え、実際に来場されるケースが増加したとのことです。このように、キャンセル料が効果的に働いているのです。

キャンセル料の支払い率も当初予想を上回り、これまでなかなか請求できなかった業界全体の風潮が変わりつつあります。このような成果が、Paynが提供するシステムを通じて実現しています。キャンセルが発生した際も、ペナルティを感じさせずにビジターの参加を促す動きが見られています。

代表者の思い

Payn株式会社の山下恭平CEOは、これまでの経験を基に、もっと多くの業界関係者を笑顔にしたいと語っています。「私たちのシステムが、業界全体のキャンセル問題を解決し、 긍정的な影響を及ぼすことを願っています」とのコメントがあり、このポジティブな流れをさらに加速させる意欲を表明しています。正にゴルフ業界に新たな風を吹き込む存在となるでしょう。