Z世代大学生が語るショートドラマの魅力とは？流行の背景を探る

Z世代大学生が語るショートドラマの魅力とは？

株式会社RECCOOが運営するZ世代のクイックリサーチサービス『サークルアップ』が行った調査によると、約68％の大学生がショートドラマの流行を確信しています。この短編ドラマの熱がどれほどのものか、そしてその魅力について探ります。

ショートドラマとは？

ショートドラマは主にSNSで配信され、1分から30分の間で物語や感情を凝縮して描く形式の短編映像です。この短さがZ世代の心に響く理由の一つです。他の長編ドラマと比較し、起承転結が明瞭であるため、視聴者は集中力を切らさずに視聴することが可能です。

大学生の見解

調査結果によると、「好んで視聴する」または「たまに視聴する」と回答した学生は62％を占め、「ほとんど視聴しない」または「全く視聴しない」とした層は38％でした。この二極化からは、ショートドラマの人気が高まっていることが伺えます。

ある学生は「ショートドラマは、飽きずに満足感を得られる」と述べ、別の学生は「3分から30分まで選べるため、気分に合わせて楽しめる」と意見を寄せました。一方、視聴しない層からは「ショート動画は見るが、自発的には見ない」「長編の方が質が高い」との意見も出ました。

今後の流行についての期待

7割以上の大学生がショートドラマの流行を信じる中、特にYoutube ShortsやTikTokといったショート動画プラットフォームが拡大する中で、今後さらに発展していくと予想されています。特に、直近のデータからは、約30％の学生がショートドラマのサブスクに何らかの形で登録していることが明らかです。この結果から、ショートドラマの価値観が変容していることが伺えます。

サブスクの利用状況

「ショートドラマのサブスクに登録していますか？」という質問では、現在登録中の層（有料9％、無料11％）に加え、過去に登録経験のある層（有料4％、無料7％）を合わせると、約3割が利用経験ありという結果が出ました。このことからショートドラマは少数派ではなく、Z世代の新しい消費スタイルが形成されてきていると考えられます。「短い尺なので良い作品に出会える」との意見もあり、ショートドラマの即時性が評価されています。