京都産メンマの試み
2025-08-01 11:52:30

地元の竹を使った京都産メンマがラーメン店で提供開始!新たな食体験を地域に提供するプロジェクト

京都産メンマプロジェクト2025が始動



京都に本社を置くキラメキノ未来株式会社は、新たな地域貢献として『京都産メンマプロジェクト2025』を実施しています。これは、地元の竹を原料にした国産メンマを製造し、運営するラーメン店『キラメキノトリ』で販売する試みです。プロジェクトの一環として、京都府立八幡支援学校との協力のもと、学生たちが竹林で幼竹を採取し、メンマ作りに関与する貴重な機会が生まれました。

生徒との共同作業



プロジェクトは4月にスタートし、今年度は八幡支援学校の高等部の生徒たちが参加。彼らは竹林で幼竹を手に入れるだけでなく、学校内の調理室でそれを細かく刻んで茹で、さらに塩漬けにするという作業も行いました。このプロセスを経て、2ヶ月間の塩蔵を経たメンマが完成したのです。

試食会は7月17日に行われ、参加した生徒たちは、手作りの京都産メンマをトッピングした『鶏白湯らーめん』を調理し、その味を体験しました。「自分たちの育てた竹がメンマになるという体験ができて嬉しい」と興奮した様子で語る生徒たちの声が印象的でした。彼らの努力により、地元食材を祝福し、地産地消の重要性が再確認されました。

地域とのつながり



このプロジェクトの目的は、地元の竹を使って国産メンマを製造することで、地域資源の活用を促進することです。竹林の放置問題が深刻化している中、地産地消を実践することで、地域の人々に新たな学びの場を提供し、竹林管理者にも光を当てることが期待されています。実際、高齢化による人手不足を補う形で生徒たちが採取や運搬を行ったことで、竹林の管理者からも評価されたとのことです。

さらに、キラメキノ未来がセントラルキッチンを利用して製造を行うことで、合計約1.2トンのメンマを供給する見込みです。これは昨年対比で1.7倍に増加。これまで以上に新鮮なメンマが、ラーメンに彩りを添えてくれます。

発売開始と新商品の開発



京都産メンマは9月1日から『キラメキノトリ』の複数店舗で提供が始まります。特に鶏白湯らーめんにトッピングされ、醤油や塩、味噌バージョンで楽しむことができるのです。また、新メニューとして国産メンマ丼も開発中とのことで、ラーメン好きにはたまらないニュースです。

アートを活用した啓発活動



プロジェクトには『くあたけプロジェクト』と連携しており、竹林の放置問題もアートにて伝える取り組みが行われています。メンマをモチーフにしたマスコットキャラクターのステッカー配布や、オリジナルのおみくじプレゼントを通じて、地域に根ざす食文化の意義を広めていく計画です。

笑顔のために



最後に、キラメキノ未来の社名には「ラーメンも人もキラキラと輝いてほしい」との期待が込められており、このプロジェクトもその一部です。地域の竹林を活用し、食を通じてコミュニティ全体を元気にしていくこの試みは、まさに地域貢献そのもの。今後も、ラーメンを通じて新しいつながりを生み出し、地域の美味しさを広めていくことでしょう。


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