新井一樹氏の新刊『シナリオ・センター式物語のみがき方』登場!
日本実業出版社から、シナリオ・センターの代表である新井一樹氏の著書『シナリオ・センター式物語のみがき方』が6月18日(土)に発売されます。この本は、700人以上の脚本家やクリエイターを育ててきたシナリオ・センターの技法を体系化したものです。いくつかの書店ではすでに予約が殺到しており、発売前に重版が決定したという異例の注目度を集めています。
シナリオ・センターとは?
『シナリオ・センター』は、日本のシナリオライターを育成する最高峰のスクールであり、連続ドラマの約70%をその卒業生が手掛けています。直木賞作家やミリオンセラー作家、さらには映画監督やプロデューサーを多数輩出し、業界の中心で活躍する人材を育て続けています。著書には、物語を磨く技術に特化した内容が詰まっており、特にストーリーの進行やキャラクターの魅力を引き出す方法に焦点を当てています。
書籍の内容について
『物語のみがき方』は、前作に続くシリーズの第2弾です。前作の『物語のつくり方』が、物語の基本的な構造を解説していたのに対し、本書はさらに一歩踏み込んで、物語における「のびしろ」を見つけ出し、どのようにそれを磨くかを詳しく説明しています。物語のチェック方法や推敲のテクニックが解説されており、特に修正に抵抗を感じている方にはうってつけの一冊です。
特別なロジックに基づいた物語の磨き方
新井一樹氏は、自身が書いた2000本以上の脚本と6323本の初心者シナリオの分析結果をもとに、「シナリオ診断学」という画期的なロジックを確立しました。このロジックが、本書の基礎となっており、物語をより魅力的にするための具体的な手法が示されています。読者は、観客や読者にとっての「面白さ」を向上させる方法を理解できるのです。
本書の章構成
本書は、以下の章立てで構成されています:
1.
序章:最高のエンターテインメント作品にしよう
2.
第1章:エンタメ化への地図のつくり方
3.
第2章:物語のバランスのみがき方
4.
第3章:貫通行動のみがき方
5.
第4章:主人公のみがき方
6.
第5章:構成のみがき方
7.
第6章:シーンのみがき方
これらの章を通じて、物語を一層洗練させるための具体的な技巧や実践例が豊富に紹介されており、読者が実際に手を動かしながら学べる内容となっています。
著者プロフィール
新井一樹氏は1980年生まれで東京都出身。日本大学大学院芸術学研究科を修了し、芸術学修士の学位を持っています。祖父である新井一はシナリオ・センターの創設者として知られています。新井氏は、シナリオライターや脚本家を育成する講座の改善に取り組むほか、映画やテレビドラマ制作における研修も担当。その活動は10年以上に及び、約200の団体で12,000名以上への講師経験を持つという実績があります。
書籍情報
- - 書名:シナリオ・センター式物語のみがき方
- - 著者:新井一樹
- - 定価:1,980円(税込)
- - 発売日:2025年10月18日(土)
- - ISBN:978-4-534-06219-2
この新刊は、物語創作を目指す多くの人々にとって必見の一冊になるでしょう。シナリオ・センターの技法をぜひ手に取って体験してみてください。