国立競技場で能登半島復興を応援する日本陸上大会の魅力
7月4日から6日にかけて東京・国立競技場で行われる「第109回日本陸上競技選手権大会」では、特別なブースが設けられることが発表されています。これは、石川県輪島市の復興を支援するための「出張輪島朝市」と「八重洲いしかわテラス」の出店によるもので、訪れる観客に地域の特産品や手工芸品を提供します。
震災からの復活を継続する輪島市
輪島市は、能登半島地震やその後の復旧活動を経て、いまだ復興の真っ最中にあります。地元は復旧が進んでいるものの、多くの支援が必要な状況です。そこで、このイベントを通じて能登の魅力や文化を発信し、支援を受けることが非常に重要となっています。
出店情報
「出張輪島朝市」では、地元の名産であるここでしか味わえない食材が販売されます。また、「八重洲いしかわテラス」では、石川の最新の魅力を紹介し、多種多様な商品が並ぶ予定です。特に、輪島朝市からの出店者が誇る伝統的な商品は、県外からのお客様にも好評を博すことでしょう。しかしながら、これらの出店を通じて、復興支援の意義もあわせて感じ取っていただきたいと思います。
伝統的な商品の数々
1. 出張輪島朝市
出店者の一つ、道下海産物店では、厳選した乾物が並びます。特に、あおさやホタルイカ素干しなど、能登の海の恵みを活かした商品が盛りだくさん。道下海産物店は、過去20年間輪島朝市に出店しており、震災後も力強く復興に向けて活動を続けています。
- あおさ (18g) - 648円
- ホタルイカ素干し (15枚) - 648円
2. 鮓井商店の漆器
漆器の鮓井商店では、手作業で作られるお箸や器が並びます。一つ一つ異なる柄は、春をイメージしたデザインで、復興の願いが込められています。
- 輪島塗バラ箸 - 1,800円
- 輪島塗お椀 - 20,000円
3. 八重洲いしかわテラス
石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」でも、観戦中に楽しめる多様な商品が取り揃えられています。能登ミルクジェラートや地サイダーなど、大人から子どもまで楽しめる商品が充実しています。
- 能登ミルクジェラート
- 奥能登地サイダーしおサイダー (PET)
特別な体験を提供するチケット
大会では、通常の観戦チケットに加え、特別な体験ができるプレミアムホスピタリティチケットも販売されます。これは、選手との交流や専用のラウンジアクセスが可能で、家族連れにも特化した体験プランが用意されています。
国立競技場で行われる日本陸上選手権においては、観客の皆様に競技を楽しんでいただくと共に、能登の復興に寄与できる素晴らしい機会です。この機会を通じて、能登半島の魅力を再発見していただき、支援の輪が広がることを期待しています。
ぜひ、国立競技場でお会いしましょう!