『オレンジ・ランプ』続編
2025-03-11 11:50:24

映画『オレンジ・ランプ』1,000回上映達成!続編『忘れじのしおり』製作決定

映画『オレンジ・ランプ』が1,000回の上映を突破!



2023年10月の上映開始から、映画『オレンジ・ランプ』の歴史的な上映会が1,000回を超え、累計動員数は11万人を越えました。この映画は、若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文さんの実体験を基に描かれ、視聴者に深い理解を促しています。全国に広がった上映会は、「安心して認知症になれるまち」を目指す主催者たちによって続けられており、多くの地域での支援と理解が進んでいます。

地域コミュニティにおける認知症の理解の深化



上映会は、自治体、学校、企業などさまざまな場で実施され、「認知症のイメージが一新された」「これまでにない前向きな映画」と共感の声が寄せられています。これにより、「認知症」と聞くと抱くネガティブなイメージが払拭されつつあります。観客は認知症についてより前向きに理解を深め、新たな視点を得ています。そして、今後も3,000回以上の上映会が開催されることが期待されています。

第二弾『忘れじのしおり』の製作決定



さらに、新たな作品『忘れじのしおり』(仮題)の製作が発表されました。この映画では、41歳で同じく若年性アルツハイマー型認知症と診断された高知県在住の山中しのぶさんを主なモデルに、彼女の明るく生き生きとした日常や家族、友人との絆を描きます。山中さんの物語は、多くの認知症を抱える人々の経験や思いを交えながら、「認知症とともに生きる」意味を視聴者に伝えるものです。

強力な制作陣とリアルな物語



本作には、前作のモデルである丹野智文さんも企画協力で参加し、多くの認知症の方々の実体験を取り入れた作品となる予定です。これを手掛けるのは、映画『ケアニン』や『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の山国秀幸監督です。また、「日本認知症本人ワーキンググループ」などの協力を受けながら、実際に認知症を抱える人々の声を基にした制作が進められ、2026年の公開を目指しています。

自治体向けのサブスク上映料導入



また、『オレンジ・ランプ』の上映会をさらに身近に感じてもらえるよう、新たに自治体向けの「サブスクリプション上映料」というモデルも導入されました。これにより、多くの住民や子供たちに映画を観てもらうことが可能になり、複数回の上映会が容易に開催できるようになっています。

参加者の声



丹野智文さんは、「1,000回突破のこの瞬間、感謝の気持ちでいっぱいです。多くの人々に見てほしい映画です」とメッセージを寄せています。また、山中しのぶさんも、「自分が所属するコミュニティの支えによって、認知症と向き合う勇気を持てました」と語るなど、心温まる交流が生まれています。

結びに



映画『オレンジ・ランプ』の成功は、確実に多くの人々に影響を与えており、今後の『忘れじのしおり』にも大いに期待が寄せられています。今後も、新たな情報やサポートに関する案内を随時発信していく予定です。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。


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