ヒュンメルが手話シャツチャリティーオークションを開催
デンマークを代表するスポーツブランド、ヒュンメルが日本のプロサッカーチーム、ジェフユナイテッド市原・千葉と手を組み、聴覚障がい者のサポートを目的とした手話シャツのチャリティーオークションを開催することになりました。オークションは10月17日から28日までの期間中、モバオクで行われ、選手の直筆サインが入った特別なアイテムが出品されます。これにより、売上全額が一般社団法人日本ろう者サッカー協会に寄付される予定です。
デフサッカー支援の新たな試み
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」をテーマに掲げ、多様な社会貢献活動を行っています。特に、手話シャツプロジェクトは、11月のデフサッカー日本代表の活動を支援することを目的としています。10月4日のジェフユナイテッド市原・千葉のホームゲームにおいて、選手たちはこの手話シャツを着用し、聴覚障がい者がスポーツを楽しむ機会を創出しました。
選手たちのウォーミングアップや試合入場時にそのシャツが披露されると、観客やファンからも温かい拍手が送られました。特に、女子代表の髙木桜花選手は、手話シャツについて「聴覚障がい者も一緒にスポーツを楽しむことができることを示すシャツです」と語り、その意義を強調しました。
手話シャツの特別なデザイン
今回のチャリティーオークションで出品される手話シャツは、フラッグを重ねたデザインに加え、手話イラストが施されています。「心の旗を振ろう」というテーマに基づき、表面には「JEFUNITED」が指文字とアルファベットで表記され、背面上部には「WIN BY ALL!」というクラブのフィロソフィーがデザインされています。さらに、手話を通じて協力と勝利の意義を伝えるメッセージも込められた特別なシャツとなっています。
選手21名のサインが入ったシャツは、先発選手11名分の寄せ書きや全選手の寄せ書きを含め、合計で35枚がオークションに出品されます。売上は全て日本ろう者サッカー協会に寄付され、デフサッカー日本代表の支援に活用される予定です。
オークション詳細
オークション情報は以下の通りです。
- - 期間: 2025年10月17日(金)17:00 ~ 10月28日(火)22:00
- - オークションページ: メディアで注目を集める「モバオク」内特設ページにアクセス
- - 販売価格: 10,000円からスタート
- - 寄付先: 日本ろう者サッカー協会
今回の手話シャツチャリティーオークションは、ただ売上を上げるだけでなく、デフサッカーの支援とともに、スポーツの多様性を理解するきっかけともなっています。ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉の取り組みは、サッカー界の未来に大きな希望をもたらすことでしょう。詳細はオークションページでご確認ください。
関連リンク: