新たな高校野球の魅力を引き出すCM
株式会社朝日新聞社が製作した第107回全国高校野球選手権大会のCMがついに公開されました。今年は特に「心をひとつに夢の先まで!」というキャッチフレーズのもと、若者文化であるヒップホップのラップを取り入れた内容になっています。この新CMは、大会の熱い想いをピッチャーとバッターの真剣勝負に重ね合わせ、多くの高校球児の夢や情熱を表現しています。
ラップバトルの魅力
CMの中心には、心の闘いとも言えるラップバトルがあります。高校生たちは、甲子園を夢見ながら心の中にある燃えるような思いを、ラップという形で告白します。このラップバトルは単なる勝ち負けではなく、相手をリスペクトし合う内容になっており、仲間や監督も登場することで団結の大切さが鮮明に描かれています。
音楽で盛り上げる
CMでも注目すべきは、音楽のプロデュースを手掛けた☆Taku Takahashi(m-flo)による「栄冠は君に輝く」です。この楽曲は、m-floのLISAがカバーしており、エネルギッシュなアレンジと歌声で一層CMの魅力を引き立てています。ラップとの掛け合わせにより、音楽が勇気と感動をもたらし、競技の根底にある情熱が視覚と聴覚から感じられる仕上がりになっています。
大会ポスターでも表現
CMと連動して発表された大会ポスターもユニークです。ラップのリリックをタイポグラフィックに変換し、ピッチャーとバッターを重ねることで、まさに心と心の戦いを視覚的に表現しています。このポスターは全国の朝日新聞サービスアンカーや球場などで見ることができます。
発信の展開
公開は6月9日正午から始まり、ウェブサイトやYouTubeチャンネルでフルバージョンが楽しめます。テレビCMは7月上旬からABC放送系列で流れ、ラジオでも20秒バージョンが配信予定です。特にWeb限定フルバージョンは、より多くの人に視聴してもらいたいコンテンツです。ぜひ、そちらもチェックしてみてください。
クリエイティブチーム
本CMの制作には多くの才能が集結しています。音楽プロデュースを担当した☆Taku Takahashiをはじめ、ラップのリリックは若手ラッパーのJuaが手掛けました。出演者には川口涼旺(ホリプロ)、宮澤空(Glanz entertainment)が選ばれ、視覚的にも力強い表現がなされています。さらに、エグゼクティブクリエイティブディレクターには藤野良太(storyboard)が名を連ね、監督にはshuntaroが担っています。
高校野球は単なるスポーツではなく、数多くの青春を映し出す舞台です。この新CMが、全国の高校球児たちの夢と情熱をより多くの人々に伝えることを願っています。心をひとつにする瞬間を、ぜひ体感してください。