eスポーツ界初の試み!GENKIモリタ選手とのパートナーシップ契約の舞台裏
最近、株式会社ニューラルポートが日本eスポーツ協会の公認プロ選手であるGENKIモリタ選手とハイパフォーマンスパートナーシップ契約を締結したことが大いに注目されています。この契約は、eスポーツ選手の脳疲労を定量的にモニタリングするためのVR技術を活用し、業界に新たな風を吹き込むものです。具体的には、脳疲労測定システム「ZEN EYE Pro」を使用し、選手がより効果的にパフォーマンスを管理できるように支援します。これは、eスポーツ界における革新的な取り組みとして、期待の声が高まっています。
背景と目的
現在、eスポーツは瞬時の判断力や反応速度、集中力が勝敗を左右する競技であり、そのパフォーマンス向上には高度な認知機能が求められます。しかし、フィジカルスポーツにおけるフィットネスデータの活用に比べ、eスポーツ選手の脳のコンディションを客観的に把握するための手段は未だ確立されていないのが現実です。
そこで、ニューラルポートは、長年にわたる脳科学やパフォーマンス研究を基にVR脳疲労測定システムを開発し、この技術をeスポーツに応用することで競技者のパフォーマンス最適化と競技寿命の延長に寄与したいと考えています。このパートナーシップにより、選手の健康管理とパフォーマンス向上が実現すると期待されています。
ZEN EYE Proの機能
「ZEN EYE Pro」は、視線を計測するVR技術を利用したシステムで、たった1分で脳疲労の数値化を行います。これにより、非侵襲的かつ客観的に選手の疲労レベルを評価することが可能です。このシステムを用いることで、選手は日常的に自らの脳疲労スコアを測定し、練習や試合に向けたコンディション管理が実施できるようになります。
プロジェクトの具体的な取り組み
本パートナーシップでは、日常コンディショニング、試合前後の脳疲労モニタリング、データ共同研究など、様々な取り組みが行われます。具体的には、選手の脳疲労スコアを記録し、トレーニングと休息のバランスを最適化することを目指します。また、長時間の大会前にはウォームアップ時や試合直後にもスコアを計測し、パフォーマンスの再現性を分析します。
さらに、得られたデータをもとに選手特有の脳疲労パターンを解明する共同研究を行い、選手自身のSNSや配信プラットフォームを通じて、得られた知見を幅広く発信していく予定です。選手への直接的な影響だけでなく、これらの取り組みがeスポーツの全体的なコンディショニングの重要性を再認識させることにもつながるでしょう。
大会での実績と知見
契約に先立ち、GENKIモリタ選手の公式大会4日間にわたり、ZEN EYE Proを用いて脳疲労スコアと自律神経スコアの計測を実施しました。この計測により、選手が高い集中状態、いわゆる「ゾーン」状態に入っている可能性を示唆する結果が得られました。また、脳疲労とパフォーマンスの質との相関を示すデータも明らかになりました。
GENKI選手のコメント
GENKIモリタ選手は、VRによる脳疲労測定により自身のコンディションが可視化されたことで、プレイの質をより戦略的に管理できるようになったとしています。試合後の疲労度を数値で確認し、翌日の調整を行うことで体調管理の精度が向上したと感じているようです。
今後の展開
このパートナーシップを通じて得られる知見を基に、eスポーツチーム向けのコンディショニングソリューションを提供したい考えです。また、eスポーツにとどまらず、将棋や囲碁などのマインドスポーツ、さらにはクリエイティブな職業においても活用が期待されます。脳のパフォーマンスを可視化するというミッションに引き続き取り組んでいくでしょう。
会社情報
株式会社ニューラルポートは「Update the Brain OS」というミッションのもと、VR脳疲労測定システム「ZEN EYE Pro」の研究開発を行っている企業です。
- - 社名: 株式会社ニューラルポート
- - 所在地: 兵庫県芦屋市岩園町1-8 パルティ芦屋Ⅱ 2F
- - 設立: 2020年9月
- - 代表: 島藤安奈
- - 資本金: 48,700,000円
- - 公式サイト: neuralport.io
この新たな取り組みが、eスポーツ業界全体にどのような影響を与えるのか、今後の進展が非常に楽しみです。