札幌で初開催された「Red Bull Dance Your Style 2025 Japan Final」で勇太が優勝！

札幌で熱気あふれるダンスバトル！

2025年7月5日、札幌で初めて「Red Bull Dance Your Style 2025 Japan Final」が開催されました。このイベントは、観客の歓声を味方につけることで勝者が決まる一対一の即興ダンスバトル。この日は約1,600人の観客が集まり、ダンサーたちの熱いパフォーマンスに耳を傾けました。

ダンスの魅力を引き出した楽曲たち

日本トップクラスのストリートダンサーたちが集結し、ヒップホップやハウス、ロッキングなど多様なジャンルで踊りました。特に印象的だったのは、流行の楽曲「はいよろこんで」や、サカナクションの新曲「怪獣」、さらには「おジャ魔女カーニバル!!」など、J-POPや洋楽のヒット曲に合わせたパフォーマンスです。観客は音楽に合わせて体を揺らし、ダンサーの一挙手一投足に目を奪われ、熱心に応援しました。

若きダンサー勇太が日本チャンピオンに

最終ラウンドに進出したのは、実力派のストリートダンサーMAiKAと、16歳の高校生ダンサー勇太という二人。特に勇太は、観客を魅了するパフォーマンスで、その隙間を突くような緩急を持つムーブを展開し、堂々の日本チャンピオンに輝きました。優勝後、勇太は「死ぬほど鬼のように練習して、日本そして若手の力を見せつけたい」と意気込みを語りました。彼は続いて、米国ロサンゼルスでのワールドファイナルへ向けて、次のステップに進むチャンスを得ました。

世界大会に向けての挑戦

勇太は、次の挑戦として開催されるプレファイナルにも参加する予定で、勝ち抜くことが期待されます。さらに日本からは、ワイルドカード枠で別のダンサーhirokoboogieも出場します。世界大会では、全く知らない曲や難曲に挑むことになるため、今回の勝利を土台に、更なる努力を重ねていくことでしょう。

勇太のダンス哲学

大会後のコメントで、勇太は「観客の歓声が全てだった」と強調しました。ダンスを通じて人々を楽しませることや、曲への愛を伝えるスタイルが、彼のパフォーマンスにおいて生かされていったと語ります。具体的には、常に音楽を細かく聴くことと、時には一歩引いた視点で楽曲を楽しむことが大切だと話しました。このアプローチが、新たなスタイルを生み出す一因といえるでしょう。

未来に向けた期待

世界大会では未知のジャンルや曲調に挑戦することになりますが、それこそがダンサーとしての成長につながります。勇太は「鬼のように練習して、日本の若手の力を証明してみせる」と意気込みを再度伝え、自信に満ち溢れた様子でした。2025年10月11日にロサンゼルスで開かれるワールドファイナルにも、多くの注目が集まります。

ダンスの新たな星として脚光を浴びる勇太の今後に、ぜひご期待ください。日本代表としての彼の挑戦を、心から応援しましょう！