モルフォ、Edge Tech+ 2025で新技術を展示
株式会社モルフォは、2025年11月19日から21日の3日間、神奈川県横浜市にあるパシフィコ横浜で行われる「Edge Tech+ 2025」に出展します。本展示会は、最新の組込み・エッジテクノロジーが一堂に会するイベントであり、特に注目される機会となります。モルフォは、東京都立産業技術研究センター(都産技研)との共同研究の成果として、同ブース内で効率的な自律式空間撮像システムを紹介します。
Edge Tech+ 2025の詳細
本展示会は、300社以上が出展し、最新技術やソリューションを実際に見ることができる大規模なイベントです。モルフォのブースは「CV-05」として、都産技研の支援内容を中心に高精度な三次元再構成技術を展示します。この技術は、業界問わず応用可能で、特に建設や産業管理において活用が期待されています。
モルフォの三次元再構成技術
特に注目されるのが、モルフォの「Morpho Photogrammetry Toolkit」です。このツールは、RGBカメラからの画像を使用して高精度な三次元再構成を実現します。具体的には、次のような機能を提供します:
- - 3D Gaussian Splatting技術により実空間を仮想的に再現
- - 学習データなしでオブジェクトごとに空間を自動でセグメント化する自動3Dセグメンテーション
- - セグメンテーション技術を利用したメッシュ化、CAD・BIM化を見据えた技術
- - 計測ハードウェアのキャリブレーションおよび各種カメラモデルへの対応
これにより、さまざまなシーンでの利用が考えられます。具体的には、建設現場での工事進捗管理や、内装施工時のレイアウトシミュレーション、公園や駐車場の俯瞰画像製作などがあります。また、工場、道路、トンネル等の三次元計測にも広く利用可能です。
共同研究とドローン開発
今回の展示では、都産技研との共同研究に基づいて、専用計測モジュールとドローンの開発が進められています。これにより、自律的な三次元再構成技術の研究が現在行われており、今後の進展が期待されています。モルフォの技術がどのように実現されているのか、ぜひブースを訪れて体感していただきたいです。
モルフォの企業情報
モルフォは2004年に設立され、画像処理やAI技術の研究開発を行う企業です。スマートフォンや半導体メーカ向けにグローバルに展開し、エッジデバイスやクラウドでの画像認識技術にも力を入れています。所在地は東京都千代田区神田錦町で、最新鋭の技術革新を続けています。
また、モルフォは、より多くの業界での活用とさらなる技術の進化を目指しており、今回の展示を通じて多くの方々にその成果を伝えていきます。興味のある方はぜひ、Edge Tech+ 2025の会場へお越しください。