スポGOMIワールドカップ2025 島根STAGEでTEAM SANBIRUが栄冠を掴む！

スポGOMIワールドカップ2025 島根STAGEでの優勝を果たしたTEAM SANBIRU

2025年7月5日、島根県出雲市のキララビーチで開催された「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 島根STAGE」。この大会には、33チームが参加し、その中で松江市から出場した「TEAM SANBIRU」が栄光の優勝を果たしました。スポGOMIは、スポーツとごみ拾いを組み合わせたユニークな活動であり、参加者たちは限られた時間内にどれだけ多くのごみを集められるかを競います。

大会の内容と結果

この日のイベントは、晴天に恵まれ、強い海風が吹く中で行われました。参加者は各自、会社のユニフォームや揃いのTシャツを身につけ、海水浴客で賑わう出雲市のビーチに散らばりました。制限時間60分の中で、TEAM SANBIRUは26.62kgのごみを集め、2680ポイントを獲得し、準優勝チームに約1200ポイントの差をつけて堂々の勝利を収めました。彼らは2025年9月に東京都で開催される全国大会での好成績も期待されています。

地域と家族の絆を深めるイベント

大会には、三世代からなる家族チームや親戚で構成されたチームが数多く参加し、アットホームな雰囲気に包まれていました。参加者たちは「地元の海を親子できれいにしたい」「海岸がきれいになれば素敵な思い出になる」といった口々の声を寄せ、地元愛と家族愛を強く感じさせました。また、前回大会の参加者も再度挑戦し、「明るく楽しくごみ拾いができるスポGOMIは最高！」とのコメントもありました。

島根から世界へ

優勝を果たしたTEAM SANBIRUのメンバーは、「優勝を目指して参加したのでとても嬉しい。ごみを拾うことで仲間との絆が深まり、島根の海がきれいになることに貢献できたら嬉しい。世界大会での優勝を狙って頑張りたい」とコメントしました。それに対して参加者の一人は、「海水浴シーズンにもかかわらず、ビーチには意外とごみが落ちていて残念だ」と話し、スポGOMIの楽しさと重要性を改めて感じさせる一幕もありました。

日本財団の取り組み

このイベントを主催する一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、ごみ拾いをスポーツとして捉え、競い合うことで地域環境の保全に寄与します。スポGOMIは、国境を越えて参加者を募り、全日本大会や最終的には34カ国が参加する世界大会へとつながります。日本から始まるこの活動が、海洋ごみ削減の国際的なムーブメントへと広がることを目指しており、その草の根活動に多くの人が参加することが期待されます。

今後、TEAM SANBIRUの活躍、そしてスポGOMIのさらなる普及に注目が集まります。皆で力を合わせて、もっときれいな海を次の世代へ残していきましょう！