若者自らの視点で作る!消費者トラブル防止CMコンテスト
東京が主催する『STOP!若者の消費者トラブル』CMシナリオ・動画コンテストが今年も開催されます。今回は、特に若者の視点から消費者トラブルの現状を考え、そんなトラブルを減らすためのアイデアを形にする好機です。本記事では、コンテストの詳細や応募方法を紹介します。
コンテストの背景
令和4年度から成年年齢が引き下げられたことで、18歳や19歳の若者が悪質商法の標的にされやすくなりました。これを受け、東京都では自らの視点で消費者トラブルについて考え、曖昧な認識を拭い去ることを目的に、このコンテストを開催する運びとなりました。
応募資格と方法
応募できるのは、都内に在住・在学・在勤の中学生以上29歳以下のアマチュアの方です。個人でも団体でも応募は可能です。応募の際は、特設サイトのフォームを通じて行いますので、スムーズな申し込みが可能です。
メッセージの重要性
提出する作品には、若者による消費者被害防止に資するメッセージを盛り込む必要があります。また、東京都消費生活総合センターを案内することも求められています。これは、視聴者に存在する消費者センターからのサポートを知ってもらうためです。
応募締切と審査
応募は、令和6年の6月2日から10月17日までの期間で受け付けられます。昨年度の応募件数はなんと7,973件。優秀作品は11月から12月にかけて、豪華著名人による審査が行われ、優秀賞3点と入選12点が選ばれます。さらに、優秀賞に選ばれた作品は、CM動画として制作され、その後プロモーションが展開される予定です。
過去の実績
昨年度のCM動画総再生回数は約46.5万回を超え、多くの視聴者に消費者トラブルについてのメッセージが届けられました。応募者にとっては、自らの作品が多くの人に見てもらえるチャンスでもあります。なお、CM動画は東京くらしWEBにて視聴可能です。
お問い合わせ
応募に関する詳細情報や質問については、東京都消費生活総合センター活動推進課までお気軽にお問い合わせください。電話番号は03-6228-1331です。
まとめ
東京都が主催するこのCMコンテストは、若者にとって自身の考えを発信し、同世代や次世代へ向けて必要な情報を届ける貴重な機会です。応募を通じて、消費者教育の重要性について多くの人に知ってもらいましょう。ぜひ、この機会に自分のアイデアを形にして応募してみてください。