ポプラでTABETE導入、食品ロス削減に向けた新たな取り組みが始まる

ポプラ、一歩前進

株式会社ポプラは、7月15日より、食品ロス削減のフードシェアリングサービス「TABETE」を導入し、東京と広島の一部店舗で実証実験を開始しました。この取り組みは、廃棄される運命にある食品を救うだけでなく、同時に社会貢献と経済活性化にも寄与することを目的としています。

TABETEとは？

「TABETE」は、食べ物が廃棄される前に救済することを目指し、飲食店や小売店とユーザーをつなぐアプリケーションです。いわゆるフードシェアリングの仕組みを活用し、賞味期限が迫った食品などをお得に購入できる機会を提供します。このサービスには、ユーザーがお得に食事を楽しむだけでなく、食品ロス削減に貢献するという深い意味が込められています。

実証実験店舗

今回、TABETEが導入されるのは以下の二つの店舗です。

1. 生活彩家ヒルトピア店
東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトピア内（ヒルトン東京B1）

2. 生活彩家広島市役所店
広島県広島市中区国泰寺町1丁目6-34

この実証実験では、食品を「レスキュー申請」することで、お店が販売できなくなった食材をユーザーが手に入れることが可能になります。一定の条件の下で、申請が承認されれば、仮決済が行われる仕組みになっています。万が一申請が承認されない場合も、全額返金が保証されています。

社会の一部としての役割

「TABETE」の導入により、ポプラは単に店舗での食品提供を行うのではなく、持続可能な経済を構築するための一員としての役割を果たしています。同アプリは、パン・ケーキ店、ホテル、飲食店、スーパー等、約3,200店舗にて利用可能で、すでに120万人のユーザーが登録しています。これにより、多くの人々が食品ロス削減を意識し、実際に行動する土台が築かれています。

持続可能な未来へ向けて

ポプラとTABETEの協力によるこの取り組みは、持続可能な社会を見据えており、食の販売と購入の新しい形を提案しています。人々が美味しいものを楽しみながら、同時に環境への配慮も忘れない、そんな背景には深い理念があります。このようなサービスの導入が広がることで、私たちの食生活がどれだけ変わるのか、とても楽しみです。