妖怪茶会と動き出す妖怪展 NAGOYAの特別な体験レポート

動き出す妖怪展 NAGOYA特別企画「妖怪茶会」レポート

2025年9月5日、名古屋のANAクラウンプラザホテルグランコートで、「動き出す妖怪展 NAGOYA」の特別企画「妖怪茶会」が開催されました。本イベントは、妖怪をテーマにした独自の体験を提供するもので、来場者は非日常的な空間でお茶を楽しみながら、妖怪の魅力を感じることができました。

幻想的なおもてなし

来場者は、妖怪がモチーフの様々なスイーツやドリンクを堪能することができました。「指切り」や「筋斗雲」、さらには「流し目」、そして「指はあと」といったユニークなお菓子が並び、視覚的にも楽しませてくれます。また、特に特徴的だったのは「竜の血」や「ババア汁」といったオリジナルのお茶です。観客はこれらを味わいながら、妖怪の世界観に没入していました。

逆勝手の演出

通常のお茶会とは異なり、「逆勝手」と呼ばれるユニークなお手前が行われ、来場者は「あべこべの世界」に迷い込んだかのような体験を楽しみました。この演出は、妖怪の不思議な要素を巧みに取り入れ、参加者を驚かせました。

大天狗とのクロスオーバー

会場では、人気の妖怪キャラクター「大天狗」が茶のお運びを担当。来場者は大天狗との記念撮影もでき、思い出深い瞬間を楽しむことができました。このように、大天狗とのふれあいを通じて、さらに迫力ある立体的な体験が実現され、会場は大いに賑わいました。

動き出す妖怪展の魅力

「動き出す妖怪展」は、江戸や明治時代の妖怪絵に触れられる貴重な機会を提供するイマーシブなデジタルアートミュージアムです。皆が知っている「百鬼夜行絵巻」や「百物語」を基にした展示が展開され、普通の展示会とは一線を画しています。さらに、西尾市岩瀬文庫や小豆島の妖怪美術館の協力を受け、妖怪文化、妖怪画や戯画の解説も充実しています。

参加者は、外観や仕掛けに驚きながら、妖怪のアートに存分に触れることができました。子供から大人まで夢中になれるこの展示は、「楽しみ、学び、体感する」をテーマに、まさに“YOKAI”ワールドを体験することができる新感覚のアートエンターテインメントです。