名作アニメ「パーフェクトブルー」のサウンドトラック、再登場
1997年に公開された今 敏によるアニメ映画『パーフェクトブルー』。そのオリジナル・サウンドトラックが、CDと限定アナログレコードでのリリースが決定しました。発売日は2025年8月20日を予定しており、音楽ファンの期待が高まっています。
サウンドトラックの魅力とは
「パーフェクトブルー」は、竹内義和の同名小説を原作としており、マッドハウスの手によってアニメーション化されたサイコサスペンスです。一般の人々にも響くテーマ、自己と他者のイメージの乖離を描いたこの作品は、公開から数年が経った今でも深い意味を持ち続けています。音楽には、明るいアイドルポップと幾見雅博による不穏な楽曲が交錯し、視聴者に強烈な印象を残します。
今回のサウンドトラックは最新リマスターが施されており、聴く者を物語の深みへと引き込む構成となっています。映画本編の虚構と現実が交差する瞬間を、音楽を通じて追体験できます。
収録曲のラインナップ
今回のサウンドトラックには、以下の楽曲が収録されています。
1.
愛の天使(作詞:今井希子、歌:MISA、清水美恵、古川恵実子)
2.
一人でも平気(作詞:六ツ見純代、歌:清水美恵、古川恵実子)
3.
未麻のテーマ
4.
悪夢
5.
バーチャ未麻
6.
内田のテーマ
7.
思い出に抱かれて今は(作詞:THIS TIME、歌:MISA)
8.
悪夢(KAMINARIバージョン)
9.
バーチャ未麻(VOICEバージョン)
10.
SEASON(歌:M-VOICE)
これらの楽曲は、すべて幾見雅博や吉田裕二によって作曲・編曲されており、聴き応え抜群のサウンドが展開されます。
購入情報
このサウンドトラックは、CD版とLP版の2形態でリリースされ、価格はそれぞれ3,300円(税込)と7,700円(税込)です。ディスクユニオンの映画サウンドトラックレーベルCINEMA-KANからの発売で、音楽ファンはもちろんのこと、映画『パーフェクトブルー』のファンにも必見のアイテムと言えるでしょう。
仕様としては、CDは品番CINK164、LPはCINK165ということで、特にアナログレコードの限定版は手に入れる価値があります。
まとめ
今 敏監督の初期作品であり、時代を超えて現代にも色あせない『パーフェクトブルー』。そのサウンドトラックがCD及びアナログレコードとして登場することにより、もう一度その音楽の魅力を味わうことができるチャンスが到来します。音楽と映画の名作が交わる瞬間をお見逃しなく!