アジア選手権での奮闘
2025年6月22日、インドネシア・バリにて開催されたアジアフェンシング選手権において、女子エペ団体チームが銅メダルを手にしました。メンバーは株式会社長谷工コーポレーションに所属する寺山珠樹選手、ネッツトヨタ静岡株式会社の鈴木穂波選手、新日本ウエックス株式会社の成田琉夏選手、そして明治大学の岸本鈴選手の4人です。
試合の経過
ワールドランキング13位で臨んだ女子エペチーム。準々決勝でWR20位のカザフスタンに勝利したものの、準決勝では強豪韓国(WR3位)に敗れ、銅メダル獲得を懸けた3位決定戦に挑むこととなりました。結果は香港(WR15位)に惜しくも32対40で敗れましたが、その成績を評価され、アジアフェンシング連盟からの銅メダル授与となりました。
銅メダル獲得の瞬間
表彰式では左から岸本鈴、寺山珠樹、鈴木穂波、成田琉夏の4選手が笑顔でメダルを手にしました。選手たちの努力と情熱が認められた瞬間でしたが、同時に悔しさを抱える選手のコメントも、今回の試合の重要性を物語っています。
選手たちのコメント
寺山珠樹
「今回も4位でしたが、メダルをいただけました。昨年と同じ順位であることに悔しさを感じています。もっと強くなり、世界選手権では納得いく結果を出すために全力を尽くします。応援ありがとうございました。」
鈴木穂波
「応援本当にありがとうございました。昨年に続く4位という結果に非常に悔しい思いです。しかし、チーム全体の成長を感じる瞬間も増えてきたので、次の試合に向けて反省点を生かし、良い準備をしていきます。」
成田琉夏
「決勝には進めませんでしたが、チーム全員で最後まで戦いました。支えてくれた仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。次の世界選手権に向けて、もっと貢献できるよう準備を進めていきたいと思います。」
岸本鈴
「4位という結果に悔しさが残ります。他国との対戦を通して、自分の実力不足を痛感しました。この経験を活かし、日々の練習に励んでいきたいです。応援ありがとうございました。」
今後の展望
銅メダルを獲得したチームではありますが、選手たちのコメントからは次の大会に対する強い決意が伝わってきます。彼女たちは今回の悔しさをバネに、さらなる高みを目指して努力を続けることでしょう。
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写真は
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これからの女子エペチームの成長に期待しましょう。