ダイヤ工業、再び「スポーツエールカンパニー」に選出
岡山県岡山市に本社を持つ医療用品メーカー、ダイヤ工業株式会社が、スポーツ庁が推進する「スポーツエールカンパニー2025」に2年連続で認定されました。この認定は、従業員の健康増進を目的とした積極的なスポーツの取り組みが評価された結果です。これを機に、ダイヤ工業の健康施策について深堀りしてみましょう。
健康増進への強い姿勢
ダイヤ工業は、社員が健康で充実した生活を送ることを目指し、さまざまな施策を導入しています。特に注目すべきは、独自開発の運動器数値化システム「bonbone check」です。このシステムは、従業員の運動器の状態を把握し、健康維持を目的としています。具体的には、社員を4~5名のグループに分け、毎月の定期的な測定を行います。測定項目は、握力や長座体前屈など7種類あり、各自の測定数値がシステムに入力されることで、運動器年齢が算出されます。これにより、従業員は自分自身の健康への意識が高まり、結果として運動器の健康が促進されています。
トレーニングジムの活用
また、ダイヤ工業では、サプライヤー契約を結んでいるスポーツチームが運営するトレーニングジムを活用した施策も行われています。希望する従業員は、月2回、指定されたジムを予約して利用可能で、2時間もの利用時間が設けられています。この際には、プロアスリートやトレーナーによる指導を受けることもでき、運動の幅が広がります。このような環境が整っていることで、社員のモチベーションも向上し、積極的に健康づくりに取り組む場となっています。
今後の展望
ダイヤ工業は今後も、健康増進に向けた活動をさらに拡充させる予定です。定期的な健康イベントの実施や、手軽に参加できる運動の機会を設けることで、健康管理の重要性をより多くの社員に伝えていきます。また、現在の取り組みについても定期的に見直しを行い、全社員が健康に過ごせるための支援をしていく所存です。
スポーツエールカンパニーとは?
そもそも「スポーツエールカンパニー」とは、スポーツ庁が提唱する制度で、働く人々のスポーツ実施率を高め、健康を向上させるためにスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業を認定するものです。認定された企業の取り組みは広く周知され、従業員の健康管理を戦略的に進める企業の評価が高まることで、社会全体の健康意識も変わっていくことを目指しています。
会社概要
ダイヤ工業株式会社は、1963年に設立された企業で、主にコルセットやサポーター、アシストスーツなどの医療用品を開発・製造・販売しています。健康的な商品を提供するだけでなく、自社の健康施策にも真剣に取り組む彼らの姿勢は、今後も注目を集めるでしょう。
公式ウェブサイトやSNSでも様々な情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。