新モデルサイレントチェロ
2025-08-29 11:48:21

19年ぶりのモデルチェンジで新たな音色を実現したヤマハのサイレントチェロ

ヤマハの新たなサイレントチェロ『SVC300シリーズ』



ヤマハ株式会社は2025年10月3日より、待望のサイレントチェロ『SVC300シリーズ』を発売します。この新モデルは、初代が登場した1998年以来、19年ぶりの刷新です。近年、音楽のスタイルや技術も進化し、演奏者のニーズも多様化が進んでいます。そうした時代背景の中、今回の新モデルはアコースティックチェロの本格的な響きと演奏感を追求しています。

アコースティックチェロの音色を追求したサイレントチェロ



新たに搭載された「SRTパワードシステム」は、自然なアコースティックサウンドを生み出す革新的な技術です。このシステムにより、共鳴胴のないデザインでありながらも、チェロならではの音の空気感や響きの変化が楽しめます。これからは練習に加え、録音やライブ演奏においても、本物のチェロの演奏感を感じられるでしょう。

自由自在な音色作り



『SVC300シリーズ』では、奏者が「自分の音」を創り出すことが可能です。「奏者として聞く音」と「マイクでレコーディングした音」の2つのサウンドタイプを選ぶことができるほか、リバーブや音域の強弱などを細かく調整できます。これにより、演奏シーンや個々の好みに応じた音作りが直感的に楽しめるのです。また、楽器本体に設けられたノブを使って、外部機器なしで操作できるのも大きな魅力です。

2つの異なるモデルで多彩に演奏



新シリーズには、デザインとサウンドの異なる2つのモデル、CモデルとFモデルが用意されています。Cモデルはエッジの効いたタイトな音色で、特にロックやポップスにマッチします。一方、Fモデルはやわらかくアコースティック楽器らしい魅力的な響きを持っていて、質の高い演奏や録音に最適です。また、どちらのモデルもパールホワイトのカラーを選択でき、見た目もステージで映える仕様になっています。

上質なデザインと天然木の魅力



『SVC300シリーズ』のデザインにも、ヤマハならではのこだわりが見えます。Cモデルは折りたたみ可能なシャープなデザインが魅力で、Fモデルはアコースティック楽器を意識したフレームデザインが特徴です。双方ともに、天然木材の質感を生かし、独自の個性が表れています。この品質の高さが所有する喜びを一層引き立ててくれるでしょう。

まとめ



ヤマハのサイレントチェロ『SVC300シリーズ』は、19年ぶりの刷新を迎え、高い品質と多様な演奏スタイルを提供します。この新たなモデルを手にした音楽家は、洗練されたデザインと本格的な音色で、より豊かな音楽表現を楽しむことができるでしょう。今後の音楽シーンにおいて、このサイレントチェロがどのように活躍するか非常に楽しみです。

詳しい製品情報は、ヤマハの公式サイトをご確認ください。SVC300シリーズ詳細 および SVC300Fモデル詳細


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