ブロンプトンの50周年記念モデル「C Line」の新展開
ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド、ブロンプトンが今年、創立50周年を迎え、オリジナルモデル「C Line」に新たに12速モデルを追加しました。その発表と共に、鮮やかな新色もラインナップに加わり、販売は3月中旬から順次開始される予定です。
ブロンプトンの象徴「C Line」
「C Line」は、ブロンプトンの代名詞とも言えるモデルで、過去50年間にわたり、多くの都市で人々の移動手段として親しまれてきました。独特の3つ折りデザインは高い評価を受けており、その素晴らしいクラフトマンシップはライダーにとって、特別な旅の始まりを連想させます。
新たに搭載された12段変速システムは、先に登場した「P Line」で初めてお目見えしたもので、より多くのギアとレンジを用意。これにより、ライディング体験がさらに向上しました。また、アドバンス リア フレームの採用によって、シートポストを半分までロックした状態で、折りたたんだ自転車をスムーズに移動できるようになっています。
新たなカラーバリエーション
12速モデルの登場に伴い、C Lineには新しいカラーバリエーションも加わりました。以下の3色が特に注目を集めています。
- - フラミンゴ ピンク:コーラルとオレンジが絶妙に混ざる、暖かみのある明るいピンク。
- - アメジスト ラッカー:宝石のような透明感と輝きを持つ紫色で、細部まで美しいデザインが際立つ一品。
- - ターキッシュ グリーン:鮮やかで爽やかな青緑色で、人気により再登場しました。
これらの新色は、C Lineの魅力を一層引き立てています。
商品仕様と価格
「C Line」12速モデルの重量は12kgで、マッドガードが付属しています。ハンドルバーのタイプはLowまたはMidから選択可能で、ラックやフロントライトはオプションとして提供されています。価格は税込で¥332,750からスタートし、ラック付きの場合はさらに15,000円、ラッカーカラーには追加で44,000円が必要です。ただし、仕様については予告なく変更される可能性があります。
販売店舗と今後の展開
新しくオープンする「Brompton Tokyo」の店舗は2025年3月29日を予定。また、ブロンプトンの自転車は日本国内の各取扱店舗やオンラインショップでも広く販売されています。詳細は公式サイトや公式Instagramをご確認ください。
Bromptonはもともと、都市生活者のために設計された自転車であり、47か国で愛用されています。これまでに生産された自転車の70%以上が海外に輸出され、年間9万台以上を製造。その軽さと持ち運びやすさから、都市に住む人々にとって最適な交通手段となっています。折りたたむことで、わずか3分の1サイズに収まり、駐車スペースも少なくて済みます。実に42台ものBromptonが自動車1台分のスペースに収まるのです。
このように、ブロンプトンはただの自転車を超えて、都市生活の新たなスタイルを提案し続けています。