アナログレコード専門店Face Recordsの新たな一歩
東京都渋谷区に本社を置くFTF株式会社が運営するアナログレコード専門店、Face Recordsが2025年に創業31年を迎えるにあたり、ブランドアイデンティティを再構築しました。新たなロゴの追加とブラッシュアップが発表され、多様化した顧客層に向けた意気込みが感じられます。
Face Recordsの歴史と進化
Face Recordsは1994年に創業し、1996年には「レコードの聖地」とされる渋谷・宇田川町に第1号店をオープンしました。その後、2012年に世界最大規模のオンラインマーケットプレイスへと参入し、海外向け販売を展開。2018年にはニューヨーク・ブルックリンへ進出し、グローバルな店舗展開をスタートさせました。その後も2020年以降には渋谷のミヤシタパークや札幌、京都、名古屋、福岡など、名だたる商業施設に出店を加速しています。
このような進化を遂げてきたFace Recordsは、従来のレコードコレクター中心の店舗から、性別や年齢を問わない幅広い層への「レコードとの出会い」を提供する店舗へと成長しました。
ロゴ変更の狙い
Face Recordsが今回のロゴ刷新を実施した理由は、31年の節目に際し、親しみやすく、長く記憶に残るレコード店としての魅力を高めるためです。従来の縦組みロゴは視認性を向上させるデザイン調整が行われ、さらに新たに横組みロゴ、円形ロゴ、そして店舗専用ロゴが追加され、媒体や用途に合わせた柔軟な展開が可能になりました。
従来のロゴのブラッシュアップ
従来から使われてきた縦組みロゴは、デザイン調整が行われ、より多くの人に伝わりやすく、親しみやすいビジュアルに進化。これにより、視認性が一層向上しています。
新たに制作されたロゴ
1.
店舗ロゴ:各店舗の所在地を明示するデザインで、店舗の情報を紹介する際に役立ちます。円形デザインとの組み合わせで、看板やSNSアイコンに馴染みます。
2.
横組みロゴ:横長のスペースに適したデザインで、商業施設内のサインボードや広い掲示物にフィットします。
3.
円形ロゴ:視認性と親近感を兼ね備えたデザインで、カジュアルな印象を与える場面での利用が想定されています。
コーポレートメッセージの具現化
FTF株式会社が掲げるコーポレートメッセージ「MUSIC GO ROUND ~音楽は巡る~」は、レコードが文化を継承するツールであるという考えを示しています。音楽の感動を人から人へと巡らせるための店舗展開が行われており、今回のロゴ刷新も通じて、その思いをより多くの人に伝えたいという願いが込められています。
今後の展開と期待
この新しいロゴは、今後Face Recordsの店頭や販促物、オンライン、さらにはイベントなどで順次展開される予定です。Face Recordsは、このロゴを通じてレコードの魅力を引き続き広めていくことを目指しています。
合計31年の歴史を背景に、さらなる成長を遂げるFace Records。今後の展開から目が離せません。