千葉・松戸の立ち食いそばの魅力
千葉県松戸市。この街でひと際目を引くのが、ドランクドラゴンの塚地武雅が訪れた立ち食いそば店だ。今回は、その75歳の現役店主と特製の一杯に出会ってきた。
店主の人柄が魅力のそば屋
JR松戸駅から徒歩6分の場所に位置するその店は、10年前にオープンしたばかり。店主は27年のそば屋歴を誇り、今でも早朝から仕込みや揚げ物の準備、つゆ作りと精力的に働いている。笑顔で語る姿には、長年の経験と揺るぎない情熱が表れている。
塚地と店主の掛け合いは、まるで長年の友人同士のようだ。店主が自身の若かりし日の写真を見せながら「モテたでしょ?」と問いかけると、「当たり前!」との返答が返ってくる。こうした飾らない人柄も、この店の大きな魅力の一つだ。
ボリューム満点の「そばっちゃん」
店主のおすすめは、名物「そばっちゃん」。その特徴は、何と言っても1.5玉の極太生麺と、特製のニンニクが効いた唐揚げ、潮の香り豊かなちくわ天、意外にも食べ応えがあるえび天に玉子がトッピングされた一杯だ。塚地も運ばれた瞬間に、その器の大きさとトッピングの多さに驚きを隠せない。
実際に食べてみると、もっちりとした麺がスープと絡まり、一口目からその美味しさが広がる。トッピング一つ一つも絶妙なバランスで仕上げられており、まさに食べ応え満点。ナレーターの柳家喬太郎もこの美味しさに太鼓判を押す。
「自分が食べているかのように感じる」と、隣で食べていた親子が感動を言葉にする。芸能人に触れることで、料理を楽しむ新しい形を体感した瞬間だ。
小さな出会いが大きな感動に
塚地はこの旅を通じて、ただそばを味わうだけでなく、様々な人との出会いに心を打たれたという。オカリナ教室での78歳の生徒や、粋な店主と過ごす時間は、世代を超えた人とのつながりを強く感じさせてくれる。
「自分もまだまだ頑張らなきゃ」と決意を新たにする塚地の姿。新しいものに挑戦する姿勢や年齢に関係なく輝く生き方は、見る者に勇気を与えてくれる。
まとめ
千葉県松戸市で出会った75歳の現役店主と、その魂が込められた立ち食いそば。その魅力は味だけではなく、人とのつながりや温かさにもあふれている。ぜひ、訪れてみてほしい一杯だ。