シネマ歌舞伎20周年！新作に注目の《月イチ歌舞伎》2025開催決定

シネマ歌舞伎20周年を祝う《月イチ歌舞伎》2025年の開催が決定

シネマ歌舞伎がこのたび20周年を迎え、その記念すべき年にあたる2025年には《月イチ歌舞伎》の上映が続々と決まりました。シネマ歌舞伎は毎月映画館で上演される人気企画であり、観客にとっての楽しみが増えています。

2026年には新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』が公開！

まず注目を集めているのは、2026年1月に公開される新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』です。この作品は、昨年の11月と12月に新橋演舞場で上演された大型公演を基にしており、幸四郎と松也がそれぞれ主役を務めたWキャスト公演が収録されています。観客は、両方のバージョンを楽しむことができ、約9年ぶりに劇団☆新感線と歌舞伎がタッグを組んだ作品に期待が寄せられています。

大迫力の舞台に加えて、歌舞伎ならではの音楽や演出が融合し、独自の魅力を放つこの作品は、2026年の初めから、幸四郎版が1月2日、松也版が1月23日からの公開が予定されています。各上映は3週間の予定で、さらなる上映館の追加も考えられています。

2025年には新作『源氏物語六条御息所の巻』も登場

そして、2025年9月26日には新作『源氏物語六条御息所の巻』の上映も控えており、坂東玉三郎と市川染五郎など豪華キャストが出演します。今年のラインナップにはこれに加え、全部で12本のバラエティに富んだ作品が登場。特にシネマ歌舞伎第1作目で知られる『野田版鼠小僧』の上映が開幕を飾ることになっています。

シネマ歌舞伎の20周年を祝して

シネマ歌舞伎20周年を祝し、様々なイベントやキャンペーンも企画されています。その一環として、2026年2月には「リクエスト上映」を開催します。これは、観客の投票によって上映作品が決定するというものです。その投票がスタートするのは4月1日から。例年多くの反響を呼ぶこのイベントには今回も大きな期待が寄せられています。

加えて、シネマ歌舞伎20周年アンバサダーに前田航基（松竹エンタテインメント）が就任することも発表されました。幼少期からの豊富な経験を持つ彼が、今期に上映される作品の魅力を独自の視点から発信していくことになります。

チケット情報とキャンペーン詳細

《月イチ歌舞伎》2025のチラシやポスターの掲出、そして特別鑑賞券【ムビチケカード】の販売が始まります。これらは上映する映画館や歌舞伎座、新橋演舞場などで購入可能です。各地での上映が待ち遠しいですね。

シネマ歌舞伎20周年を心から祝いつつ、多くの新作と共に進化し続ける《月イチ歌舞伎》にぜひ注目していきたいです。