南壽あさ子の待望のニューアルバム『AMULET』が発表
シンガーソングライターの南壽あさ子が、2025年6月18日に4枚目のフルアルバム『AMULET』をリリースします。これはメジャーデビューから12年目を迎え、6年ぶりの新作という節目の位置づけです。彼女のこれまでの音楽活動が凝縮されたこのアルバムは、47都道府県ツアーと並行して発表され、全体を通して聴くことで南壽の音楽の集大成が感じられるでしょう。
アルバムの内容と特徴
『AMULET』は、南壽が琴線に触れるような11の楽曲で構成されています。「心に寄り添うおまもり」と表現されるその内容は、5年から6年もの時間をかけて紡いだものであり、聴く人に深い感動を与えます。アルバムの中には、「珈琲フロート漂流記」や「オン・ザ・スクリーン」といった新曲があり、鈴木茂がギターで参加していることも注目ポイントです。
また、南壽はこのアルバムと同日に自身初となる歌詞集『She Saw Scene』もリリースします。この詩集には、12名のアーティストがそれぞれ楽曲にインスパイアされたイラストを提供しており、視覚的にも楽しめる作品となっています。これにより、音楽とアートの新たなコラボレーションが実現しました。
ジャケットアート
このアルバムのジャケットは、著名な絵本作家の酒井駒子による描き下ろしです。彼女の独特の繊細さと詩的なタッチが、アルバムの世界観を完璧に表現しています。初回限定盤には、酒井のアートが前面に出た特典としてBlu-ray映像が含まれています。
音楽活動の新たな章
南壽は今回、レーベルをヤマハミュージックコミュニケーションズからコロムビアレコードへと移籍し、新しい章を迎えます。これにより、さらに広がる音楽の可能性が期待されます。アルバム収録曲「時の環」は、映画『おかあさんの被爆ピアノ』の主題歌としても使用されるため、その広がりを感じられる作品となるでしょう。
ピアノ譜とMVのリリース
アルバムに収録される「時の環」の楽譜が、2025年5月16日から全国のセブンイレブンで販売される予定です。売上の一部は広島市に寄付され、平和活動に役立てられるとされています。また、同日には五藤利弘監督の特別編集ミュージックビデオが初解禁され、アルバムの発売と同時に視覚と聴覚の両方で楽しめる体験が提供されます。
ラジオ初オンエア
新アルバムの収録曲の中から、南壽あさ子自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「真夜中のsoup」で、初オンエアが決定しました。これにより、ファンは新作の魅力を早くから感じることができます。
まとめ
2025年6月18日にリリースされるアルバム『AMULET』は、南壽あさ子の音楽携わる全てが凝縮された一枚となり、彼女の音楽活動の深化を感じさせる作品です。音楽、アート、そしてストーリーが重なり合い、聴く人の心を揺り動かすことでしょう。