世界フリースタイルスケートボード2024年ランキング
フリースタイルスケートボードの権威、世界フリースタイルスケートボード協会(WFSA)が2024年のランキングを発表しました。その結果、中学3年生の鈴木一之芯選手(15歳、千葉県)が見事、プロ部門で世界一に輝きました。日本人がランキング表彰台の2位と3位を独占するという快挙もあり、長尾一慧選手(19歳、大阪府)が3位に続きました。
明確なランキング基準
WFSAのランキングシステムは、選手が参加した大会数や大会規模を基に点数を算出します。国際大会でのポイントは特に評価されており、100人が参加する大会で優勝すればその選手には100ポイント、国内の大会はその半分の50ポイントといった具合です。この公正でシンプルな規則が、選手の実力を正確に反映しています。
鈴木プロの成績と抱負
鈴木一之芯選手は、昨年ドイツで行われた国際大会では2位という好成績を収め、コンスタントに武器のフットワークから複雑なトリックを次々と披露し続けました。プロとして初めてのシーズンにして世界ランキング1位に到達した鈴木選手は、「優勝はなかったので信じられない思いですが、今後の世界大会では必ず優勝を目指します」と、その瞳には力強い決意が宿っています。
長尾プロの快進撃
一方、長尾一慧選手も負けてはいません。彼は特異な技術を駆使し、世界で唯一の900Shovitを披露するティアファンでもあります。しかし、鈴木選手とわずか2ポイント差で3位に甘んじました。今後はさらに磨きをかけ、より高い順位を目指すことでしょう。
日本からの注目選手たち
鈴木選手と長尾選手は共にMoonshine Skateboardsのライダーです。このブランドでは、2024年度の他の注目選手として、スウェーデン出身のリリス・アーカソンがプロ8位、ルーマニアのカーメン・イオニタが女子1位、さらに2018-19年の女子1位である土田ミレイ選手も所属しています。
スケートショップGEKKOのご案内
鈴木選手や長尾選手が使用するスケートボードモデルは、横浜市の「スケートショップGEKKO」で展示販売されています。住所は神奈川県横浜市磯子区久木町20-5、浜マーケット内で、交通は根岸駅または磯子駅から徒歩圏内。営業時間は木曜から日曜の14時から18時30分まで、定休日は月曜から水曜です。最新の情報はSNSで確認できます。
最後に
今後のフリースタイルスケートボード界において、鈴木選手や長尾選手の冒険から目が離せません。若き才能たちのさらなる活躍を期待しつつ、世界のスケートボードシーンも注目を集めること間違いなしです。