ヤマハ、パリ進出
2025-09-04 11:48:40

ヤマハの新拠点、パリで欧州のピアニストを支援するサービスが始まる

ヤマハ株式会社は、2026年1月に「ヤマハアーティストサービスヨーロッパ パリ」を新たに設立すると発表しました。この施設は、欧州地域で活躍するピアニストやピアノ専門家に向けた多様な支援を行うことを目的としています。ピアニストを取り巻く厳しい環境を踏まえ、さらなる演奏機会の提供や、ピアノに関するサービスの充実を図ることで、音楽家の活動を応援していきます。

ヤマハはこれまでに東京やニューヨークなど、世界各地にピアノ専門のサポート拠点を展開してきました。これにより、演奏家が最高峰のパフォーマンスを発揮できるようきめ細かいサービスを提供し続けています。その一環として、パリの新拠点では、ヤマハのフラッグシップモデルであるコンサートグランドピアノCFXを含む豊富なピアノラインアップが用意される予定です。

この施設では、コンサートやマスタークラス、さらにはレコーディングを行うための100名収容可能なサロンが設けられます。また、ピアノ練習室も複数準備されており、演奏活動に向けた最高の練習環境を提供するとしています。これにより、ピアニストが自身の演奏を磨く機会が広がることが期待されます。

ヤマハピアノの魅力を広く伝えるこの新たな枠組みは、単に演奏環境を整えるだけでなく、実際の利用者と対話を重ねることで製品開発にも生かされます。特に、ヤマハのピアノは世界中の演奏家に愛されてきた実績がありますが、この新たな拠点ではさらに多くの音楽家と連携し、彼らの意見を基にしたサービスの向上が図られるとのことです。

楽器事業本部のピアノ事業部長である松木温氏は、ヤマハが1900年からピアノ製造を開始し、125年間にわたって多くのピアニストや愛好家の支援を受けてきたことに感謝を示しました。続けて、これまでの経験を生かし、2026年1月に「ヤマハアーティストサービスヨーロッパ パリ」を通じて、ピアニストが追求する質の高い音楽表現の実現に貢献したいと話しています。

新拠点の正確な住所は122 Rue de Javel, 75015 Paris, Franceです。オープンは2026年1月を予定しています。ヤマハの取り組みが、欧州の音楽シーンにどのような新しい風を吹き込むのか、期待が高まります。音楽の未来を切り拓くための重要なステップとして、多くの音楽家に希望をもたらすことでしょう。


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