BRP社、新社長兼CEOにデニス・ル・ヴォ氏が就任！

BRP社の新たなリーダー、デニス・ル・ヴォ氏の登場

BRP社は、新たにデニス・ル・ヴォ（Denis Le Vot）氏が2026年2月1日付で社長兼CEOに就任することを発表しました。この決定は、BRPの未来にとって重要な一歩となるでしょう。

デニス・ル・ヴォ氏の豊富な経歴

デニス・ル・ヴォ氏は、エコール・デ・ミンヌ・ド・パリ（École des Mines de Paris）を卒業後、1990年にルノー・グループに入社し、以降30年以上にわたり、マーケティング、営業、オペレーションなど多岐にわたる分野で経験を積んできました。彼は、ロシアにおいてルノーブランドの責任者として6年間勤務した後、ユーラシア地域の統括SVPとして活躍しました。その後、日産北米の会長兼SVPとしても大きな成果を上げています。また、2021年からは、ダチア社のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CEOを務めていました。

新しい冒険への意気込み

ル・ヴォ氏は、新社長就任に際して「取締役会からの信頼に心より感謝します。この新しい冒険に乗り出し、BRPを次の章へ導くことを大変楽しみにしています」とコメントしています。そして、BRPが業界のリーダーとしての地位を確立していること、今後の成長のための強固な基盤を持つ企業であることを強調しました。

彼のビジョンには、卓越した技術力や市場を切り拓く製品群があり、優秀なチームと連携しながら顧客体験の向上を図り、パワースポーツ業界の未来を形作っていく意欲が込められています。

BRP社の概要

BRP社は、パーソナルウォータークラフト（PWC）『Sea-Doo』やスノーモービル『Ski-Doo』、3輪モーターサイクル『Can-Am』など、レクリエーション製品を開発・製造・販売しています。母体のボンバルディア社は、航空機や鉄道車両分野でもその名を知られ、1937年に世界初のスノーモービルを開発した歴史を持っています。以降、様々なレクリエーション分野に事業を広げており、2003年にはBRPが独立してからも成長を続けています。BRPは「責任ある成長」を企業理念に掲げ、電動モデルの開発も積極的に進めています。

現在、BRP社はカナダのケベック州ヴァルクールを本社に、130カ国以上で展開し、約16,500人の社員が熱意を持って業務にあたっています。将来的には、より革新に満ちた製品を通じて、世界中の顧客に驚きと喜びを提供していくことでしょう。

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