Kミュージカル新作紹介
2025-11-15 16:28:24

『2025 K-Musical Roadshow in TOKYO』が魅せる韓国ミュージカルの新たな魅力

2025 K-Musical Roadshow in TOKYO 開幕



2025年11月12日に、有楽町のヒューリックホール東京で開催された『2025 K-Musical Roadshow in TOKYO』は、韓国オリジナルミュージカルの最前線を体感する絶好の機会となりました。このイベントは、韓国文化体育観光部と韓国芸術経営支援センターが主催し、韓国ミュージカルのプロモーションを目的としたものです。

韓国ミュージカルの新たなページ



今回のレポートでは、今年6月にソウルで開催された「K-Musical Market」で審査を通過した5つの作品を紹介しました。参加スタッフとキャストは総勢約70人に上り、見事なパフォーマンスが繰り広げられました。紹介された作品は、以下の5つです。

1. すいかのプール
2. 三つの風と一本の木
3. たんぽぽの笛
4. ナルチスとゴルトムント~知と愛~
5. とっても楽しいお嬢さんたち

観客の目の前で魅せられる俳優たちは、大学路での本公演に出演していた実力派ばかりです。この日、彼らの力強い演技を目の当たりにすることができ、韓国のミュージカルの魅力を存分に感じることができました。

司会の魅力と作品の深さ



司会を務めたのは、俳優の加藤和樹さんとキム・テイさん。加藤さんは多くの韓国ミュージカルに出演しており、その深い知識を活かした司会で会場を盛り上げました。また、キム・テイさんは韓国オリジナル・ミュージカルに詳しく、各作品の魅力を丁寧に引き出していました。

加藤さんは2023年のK-Musical Roadshowで紹介された『最後の事件』に出演が決まっているため、参加者たちにとってこのイベントの重要性が一層強調されました。

強い関心に満ちた客席



終演後には、ロビーにて製作者たちと日本のプロデューサーとの交流会も開催され、約100名の日本の演劇プロデューサーが集まりました。各作品の紹介ブースには、多くの関係者が訪れ、熱心な質疑応答が行われました。

この日は、約150人の舞台製作会社のプロデューサーや演出家、そして一般のオーディエンス580人で会場が埋まりました。抽選には定員の倍以上の応募があり、日本での韓国オリジナル・ミュージカルへの熱い関心が示される結果となりました。

メッセージと今後の展望



『2025 K-Musical Roadshow in TOKYO』がもたらした成果について、韓国芸術経営支援センターのチョン・インへさんは、前回に引き続き多くの日本の観客に韓国ミュージカルを紹介できたことを喜んでいました。今後も国際協力の場を広げ、両国のミュージカル産業の発展に寄与することを目指す方針です。

出演者の一人であるキム・アヨンさんは、韓国ミュージカルの多様性を強調しながら、日本での公演実現に期待を寄せていました。加藤和樹さんも、作品のオリジナリティと観客の熱意に感銘を受け、「共に手を取り、ミュージカルの可能性をもっと広げていくことが大切だ」と語っています。

イベント詳細


  • - 日時: 2025年11月12日(水) 14:00~
  • - 会場: ヒューリックホール東京
  • - 公式HP: K-Musical Roadshow
  • - 主催: 韓国文化体育観光部
  • - 主管: 韓国芸術経営支援センター

この特別なイベントが、韓国ミュージカルのさらなる拡大を促進することを期待しています。


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