2026年4月テレビCM放送回数ランキング発表
SMN株式会社は、2026年4月度におけるテレビCMの放送回数を調査した結果を公表しました。この調査は、東京都品川区に本社を置く同社が提供するテレビCMメタデータシステムを利用し、主要5大都市圏で放送された地上波とBSのCMを集計したものです。調査期間は2026年4月1日から30日までとなっています。
調査の目的と方法
本調査は日本のマーケティング支援を行うSMNが、CMデータを生成・販売し、各企業へ広告戦略を提案する一環として実施されました。対象となるのは、東京、大阪、愛知、福岡、北海道の主要5大都市圏で放送されたCMであり、地上波25局とBS6局からの放送履歴を、SMNの動画認識エンジンによって自動で収集しています。
4月度のランキング結果
2026年4月のテレビCM放送回数ランキングは、大きな変動を見せました。注目すべきは、1位に「ユー・エス・ジェイ」の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、2位に「アゴダ」、3位には「アマゾンジャパン」の「Amazonオーディオブック:Audible」が入ったことです。この結果は、レジャーや旅行に関する需要が高まっていることを反映しています。
レジャー・旅行需要の拡大
大型連休を前に、レジャー施設のCMが急速にランクを上げています。特に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、家庭や友人とのアクティビティを促進する内容になっており、消費者の興味を引く要因となったのでしょう。また、2位の「アゴダ」や6位の「トリバゴ」のような旅行サイトも目立ちました。
季節商品のランクイン
気温が上がる中で、10位にはアサヒビールのノンアルコール飲料「アサヒスタイルフリートリプルゼロ」や、19位にはサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」が選ばれており、飲料業界の活発さが伺えます。特に春の訪れを感じさせる季節商品の需要が高まっています。
新商品の大量出稿
また、5位にはサントリービバレッジの「ロコモアWATER/セサミン1000」、12位には佐藤食品の「サトウのごはん 新定番」、14位には江崎グリコの「BifiXヨーグルトα」と、さまざまな新商品がランクインしており、新しい消費トレンドが生まれていることがわかります。
エリア別CM放送回数ランキング
各地域のランキングにも注目が集まり、大型連休に向けた動きが顕著に現れました。東京・大阪地区で「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は1位、名古屋では2位を記録するなど、全国的に広がるマーケティングが強く感じられます。
福岡地区では「ハウステンボス」が3位、札幌地区では「ルスツリゾート」が3位にランクインし、それぞれの地域に密着したレジャーの活況を示しています。さらに、福岡の1位はタカヤマの「高山質店」が維持しており、札幌では「テレビ北海道」の春のキャンペーンCMが首位を獲得しました。
テレビCMメタデータについて
SMNが共同開発したテレビCMメタデータ生成システムは、全国主要都市のCM放送をリアルタイムで解析し、膨大な放送履歴データを生成しています。サービスは約20年間運用され、10万件以上のCMデータを蓄積しており、マーケティング活動において重要な役割を果たしています。
ビッグデータを基に、競合他社の状況や消費者の反応を分析し、広告の戦略立案に活用されています。
まとめ
このランキングは、消費者の行動の変化や社会状況の影響を如実に反映しており、マーケティング活動において注目すべき指標となります。2026年の春が、各ブランドにどのような新たなビジネスチャンスをもたらすのか、楽しみですね。