長崎県で開催される「第10回JET地域国際化塾」の最新情報

第10回JET地域国際化塾が長崎県で開催

総務省は、このたび長崎県との共催で「第10回JET地域国際化塾」を開催します。この国際化塾では、地域おこし協力隊をはじめとした地域づくりに関わる人々が、外国青年たちとディスカッションを行い、地域活性化の新たな視点を得ることを目的としています。

背景と目的

JETプログラムとは、外国から来た青年が日本の地方公共団体で様々な活動を行い、地域と国際交流を深める世界的な人的交流プログラムです。1987年からスタートし、これまでに82か国から約8万人が日本に来ています。このプログラムを通じて地域では、外国語教育の充実や交流の促進が図られています。

今回の地域国際化塾は、外国青年が地域活動への理解を深め、新たな視点をもたらすことを目指しています。また、地域づくりを進める地元関係者は、JETプログラム参加者に触れることで、自らの活動を再考し、さらなる地域の発展に役立てることが期待されています。

開催日程と場所

イベントは2025年12月17日（水）から19日（金）までの3日間、長崎市、大村市、波佐見町、西海市を舞台に行われます。今回は、約80名の外国青年や地方自治体の関係者が参加予定です。

過去の開催実績

これまでにも、日本各地で実施されてきたこの塾は、多くの成功事例を生み出しています。はじめに実施されたのは石川県で、以降、茨城県、青森県、宮崎県、鳥取県、兵庫県、福井県、山梨県、福島県など、幅広い地域で地域国際化のための取り組みが続いています。

参加者にとっての意義

地域おこし協力隊などの関係者にとっては、海外の視点から新たなアイデアや手法を学ぶ良い機会となります。また、外国青年にとっては、地域の文化や慣習を実際に体験する貴重な経験を得ることで、国を越えた友好関係を築くことができます。

地域の国際化を推進

この取り組みを通じて、地域の国際化がさらに進み、多様性に富んだ活気ある地域づくりが促進されることが期待されています。新しいアイデアや視点の交流が、長崎県だけでなく、全国各地に波及していくことでしょう。

この「第10回JET地域国際化塾」は、地域づくりの未来を考える重要な場となるはずです。ぜひ参加したい方は、各自治体や関連団体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。地域に新しい風を吹き込む、そんなイベントになること間違いなしです。