クロちゃん、小説家デビュー!
お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(48)が、来る3月19日に自身のデビュー小説を発表します。作品名は『クロ恋。』で、これまでの経験や独特な恋愛観をもとにした“恐セツ系”の恋愛短編が収録されています。この作品には132万4600円の指輪を見ながら、血の涙を流して執筆したという、実に彼らしいエピソードが隠されています。
1月28日、彼は東京都内での記者会見において、この新たな挑戦について胸を張って語りました。特に注目されたのは、2年間付き合った恋人リチさんへのプロポーズが不成功に終わり、その経験を活かして執筆したことです。「『クロ恋。』が絶対に売れてほしい。指輪の元を取り返したい!」と感情を込めて訴えていました。会見では、やや動揺した様子も見せつつ、彼の豪快なキャラクターは健在!
短編作品の内容
収録作品の中には、さまざまな恋愛の形が描かれています。たとえば、「恋愛博士の異常な愛情」では恋愛実験を信じる大学生の物語が展開される一方、「揺れる」は幼馴染3人の複雑な三角関係を描いています。「地球最期の日」では、人類滅亡の危機を迎えた中学生の男女の切ない恋心が描かれ、最後に「Lv17の勇者」は自称勇者の高校生の奇妙な出会いを交えています。
「どれがフラれてから作った作品か楽しみに読んでほしい」と話すクロちゃん。その言葉からは、自作品に対する期待や自信があふれています。彼の独自の視点から描かれる恋愛観は、読み手を引き込むことでしょう。
クロちゃんの執筆秘話
会見の日、クロちゃんは彼がプロポーズ時にリチさんに贈った指輪を取り出し、その後に作った短編の執筆の経緯について詳しく説明しました。指輪を見るたびに、執筆中は「血の涙を流して」いたそうです。この言葉からは、彼の情熱が伝わります。また、歌詞の才能も示しつつ、『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんや、ヒャダインさんにお墨付きを得たとし、自信に満ちた発言を続けていました。
クロちゃんの人物像
1976年生まれのクロちゃん、本名は黒川明人。広島県出身で、松竹芸能に所属しています。2001年に「安田大サーカス」を結成し、コメディアンとして幅広い活躍をしてきました。最近では、アイドルグループ「豆柴の大群」のプロデュースや、モンスターメンタル術を扱った著書も世に送り出しており、そのクリエイティブな面をさらに強化しています。
公私ともに波乱万丈な彼の新たな挑戦がどのように受け止められるのか、今から楽しみです!デビュー小説『クロ恋。』は3月19日発売予定で、皆さんも是非手にとってみてください。