六本木・西麻布のナイトカルチャーを紐解く新たな展覧会
2026年7月17日から8月5日まで、六本木にあるオルタナティブ・スペース「WALL_alternative」にて、アーティストデュオのMESが仕掛ける企画展『210911 -BORN THIS NIGHT-』が開催されます。この展覧会は、エイベックス・クリエイター・エージェンシーが運営する「WALL_alternative」における特別なプログラムであり、六本木・西麻布という地域の歴史やナイトカルチャーに深く根ざした内容となっています。
REVOLIC -Revolution Holic
本展では、MESがオーガナイズする「REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒」としての特性が強調され、特に「Night Museum」と呼ばれるプロジェクトが中心となっています。活動初期からMESが掲げてきた「Night Museum」のビジョンは、さまざまなメディアを用いてな夜の中での芸術体験を可能にすることです。
展覧会の概要とプロジェクト内容
本展は、主に三つのプロジェクトを通じて、六本木・西麻布エリアのナイトカルチャーを探求します。
スターズ・アンド・ストライプス
このプロジェクトでは、六本木がかつて日本の陸軍基地として、また戦後はアメリカの米軍基地として名を馳せてきた歴史がクローズアップされます。MESは様々なメディアを駆使して、制度や文化の背景にひも付く「線」を可視化し、その疑問を掘り下げる試みを行います。展示される作品は、東京の中心部にあるこの特異な土地の占領の歴史を再考するものです。
ダンスフロアの化石
「ダンスフロアの化石」では、過去に行われたパーティーのフロアに使用した粘土を再利用し、その熱を焼成することで作り上げた作品を展示します。この作品は、六本木のクラブカルチャーの記憶を形にしたものです。実際にダンスフロアに触れた感覚を観客に伝えます。
ナイト・ギャザリング
会期中には、各界のDJやアーティストなど多彩なゲストを招いた対話イベント「ナイト・ギャザリング」が実施されます。都市の変遷やクラブカルチャー、アートと音楽の関係について熱い議論が繰り広げられ、参加者が新たな視点を得られる場として機能します。オープニング初日には、カワムラユキによるトークイベントも行われます。
美味しい体験も同時に
この展覧会では併設のバーも注目を集めています。「カリフォルニアロール」や「日本茶コーラ」、「日本茶ハイボール」といったオリジナルメニューが展開され、六本木・西麻布の文化的な交差点を味覚でも体験できます。
メディアアートの可能性
本展は、六本木~西麻布のナイトカルチャーを通じてメディアアートの新たな可能性を模索する「MEDIA ART CIRCUIT 2026」の最終プログラムとしても位置づけられており、都市の記憶を未来へと受け渡す新たな「Night Museum」実践の一環となっています。この独特な展覧会を体験し、夜に灯る創造の光を目の当たりにしてみてはいかがでしょうか。
日程・場所・入場について
- - 会期: 2026年7月17日(金)~8月5日(水)
- - 時間: 18:00~24:00(入場無料)
- - 会場: WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
この機会に、アートとナイトライフが交錯する不思議な体験を味わってみてはいかがでしょうか。